ロックフェラーセンターが大変身!開放感溢れる新デザインのリンクレベルにキラリと光る新レストラン登場予定

ニューヨークでは、最近公園やパブリックスペースなど、憩いの空間のアウトドアスペースがとても流行っています。アールデコ建築で知られる、ミッドタウンのロックフェラーセンターでは、冬には有名なアイススケート場が登場する地下1階、リンクレベルの新デザインによる大規模なリノベーションが行われ、リンクの周囲もすっかり開放的な憩いのパブリックスペースに変身を遂げています。リンクには、ローラースケート場が登場し、誰でも黄金のプロメテウス像の近くに気軽にアクセスできるようになっています。さらに今後、光が射し込むようになり、すっかり明るい雰囲気になったリンクレベルの屋内に、キラリと光る3つのこだわりの新レストランも登場する予定で、楽しみな存在となっています。

ニューヨークのミッドタウンにある、ロックフェラーセンターは、アールデコ建築で知られる、1930年代に建てられた歴史的な建築群です。ロックフェラーセンターの中心になっているビル、30 ロックフェラープラザ (30 Rockefeller Plaza) は、正面の Wisdom をはじめ、建物の内外に、様々なパブリックアートが点在しています。アートやデザイン好きの人は、散策しているだけでも楽める空間が広がっています。

30 ロックフェラープラザ (30 Rockefeller Plaza) ロビーには、厳かな雰囲気の巨大な壁画が描かれています。

冬には、あの有名な ロックフェラーセンターのアイススケート場 が登場する、地下1階のリンクレベルが、すっかり大変身を遂げています。

ロックフェラーセンターのリンクレベルの階へ、誰でも気軽に立ち寄ることができるようになり、憩いのパブリックスペースとなっています。お食事をしたり、休憩したりできるようにパラソル付きのテーブルや椅子が用意され自由に訪れることができます。スケートリンクの向こう側にあった遠くからしか拝めなかったあの黄金のプロメテウス像も、今は近くまで簡単に接近できるようになり、目の前で見ることができるようになりました。

そして、広場の中央には、ローラースケート場、Flipper’s Roller Boogie Palace が登場しています。

ロックフェラーセンターの屋内は以前までは、建築当時のアールデコ調のデザインを反映し、全体的に少し薄暗い雰囲気で、ちょっと近寄り難いオフィスビルの印象があったのですが、光が射し込む明るいオープンな空間へと変身中です。ここ一年程、ロックフェラーセンターのリンクレベルを訪れたことがある人は、フロア全体がすっかり工事中で何ができるんだろう?と思っていた人も多いと思いますが、実は、新デザインによる大規模リノベーションプロジェクトが進行中でした。現在、だいぶ完成に近づいて来ています。

ロックフェラーセンターのリンクレベルのリノベーションプロジェクトを手掛けているのは、ニューヨーク拠点の建築デザインファーム、INC Architecture & Design です。INC Architecture & Design は、著名ホテルのインテリアデザインなどを手掛けており、ニューヨーク周辺では、例えば、JFKのターミナルをホテルへとリノベーションした TWAホテル の会議室や、1 Hotel Brooklyn Bridge などのデザインを行っています。

リノベーション後の一番の印象は、以前より圧倒的に開放感のある空間になり、明るく訪れやすい雰囲気に変身したことです。天井もオリジナルのコンクリート、ダクトが剥き出しになり、今っぽいデザインになっています。

そんな中、照明など細部にアールデコ調のデザインも残され、ロックフェラーセンターらしさも感じられます。

壁の照明も細部にこだわりがあります。

以前は、リンクの周りを囲むように、レストランがありましたが、現在では、外からの光が射し込み、すっかり明るい空間になっています。チャネルガーデンからリンクレベルに通り抜けしやすくなりました。

ロックフェラーセンターの新しいリンクレベルに、これから新しいレストランが登場する予定になっています。
ニューヨークで最近注目を集めている、3つのキラリと光るレストラン、Olmsted、King、Atomix による新レストランです。

メニューを変えながら、早朝から深夜までオープンするようで、賑やかなスポットになりそうです。

Olmsted は、2016年から、プロスペクトパークの凱旋門近くにある人気の Farm-to-Table のベジタリアンレストランです。内装も緑が溢れるデザインとなる模様で、現在、完成に向けて、工事が進行中です。Olmsted のオーナーシェフ、Greg Baxtrom さんは、Alinea, Per Se, Atera, Blue Hill at Stone Barns など著名レストランでシェフを経験し、2016年に、Olmsted をオープンしています。

King は、ニューヨーク SoHo のイタリアンレストランで、ロンドンからやって来た3人の女性経営者により、2016年からオープンしています。

Atomix は、NoMad に2018年にオープンした、新韓国料理のテイスティングメニューのレストランで、ミシュラン二つ星を獲得しています。どのレストランも、食はもちろん、デザインにもこだわりを持っていて、新デザインのこのロケーションにピッタリだと思います。レストランは、完成までもう少しです。

ロックフェラーセンターのリンクレベルには、今年の3月まで郵便局がありましたが、現在、その空きスペースは、アートギャラリーに変身しています。
メキシコシティを拠点にする、個性的な空間でアート作品の展示を行っている Masa Gallery になっています。こちらも、アート好きの人は、立ち寄ってみるのも面白いと思います。

リンクレベルには、この他、ブルーボトルコーヒー なども入っていて既にオープンしています。周囲には、ドーナツの Dough、クラフトブリュワリーの Other Half Brewing をはじめ 様々なお店 が入っています。リンク横の新パブリックスペースでの食事や休憩もおすすめです。

ロックフェラーセンターの屋上にある展望台、トップオブザロックも見逃せない、ニューヨークの絶景スポットです。

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ロックフェラーセンターが大変身!開放感溢れる新デザインのリンクレベルにキラリと光る新レストラン登場予定 was last modified: 5月 20th, 2022 by mikissh