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ニューヨークから上海へ 超音速ロケットで39分!?イーロンマスクの新アイデア

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電気自動車のテスラ (Tesla) の創業者で、自動運転など自動車業界に大きな影響をもたらしているイーロンマスクさんは、再利用可能な低価格ロケットを開発する SpaceX でも壮大な夢を実現させるべく活躍しています。今度は、超音速ロケットを宇宙だけではなく、地球での都市間移動に利用するというアイデアが発表されました。現在、私たちは飛行機のおかげで世界中の街から街へと自由に飛び回って旅をすることできますが、将来、この飛行機がロケットに取って代わる日もやって来るかもしれません。SpaceX では、人類を火星に到達させることを目標に、再利用可能な安全性の高い低価格のロケットの開発を進めていますが、それが実現された暁には、地球でも利用できるようになるかもしれません。航空機では実現できない圧倒的なスピードでの移動を実現し、例えばニューヨークと上海間をたったの39分で移動することができるようになるのです。しかも、その新ロケット搭乗料金は、現実的なお値段で、飛行機のエコノミー正規料金程度というのだから、もの凄いスピードで飛び回ることができる日がそのうちやってくるかもしれません。

現在、オーストラリアのアデレードで国際宇宙会議 (2017 International Astronautical Congress) が開催されていますが、やはり一番の注目は、常に面白いプランやアイデアを披露してくれるエンターテイナー的な要素の強い SpaceX の CEOであるイーロンマスクさんです。イーロンマスクさんによると、現在、SpaceX は、2022年には荷物(カーゴ)の火星到着を、2024年には人類初の人間の火星到着を目標としているそうで、相変わらずのアグレッシブなスケジュールとなっています。

火星プロジェクトには、SpaceX の次世代ロケット (BFR=Big Fucking Rocket) が利用されるそうです。

国際宇宙会議で発表された、新しい面白いアイデアの一つが、地球上でのロケット間移動です。ニューヨークと上海が39分、ニューヨークとロサンゼルスが25分、東京とシンガポールが28分、ニューヨークとロンドンが29分などで、地球上どこへ行くにも1時間以内で移動が可能となり、もし本当に実現されれば、こちらの方が、より多くの人が利用することになりそうです。
そのロケットにはどうやって乗るのかというと、街から水上にあるロケットの発射場へと大きなフェリーで移動します。こちらの映像で、美しいイメージを用いて紹介されています。こんな未来がもうすぐ目の前まで来ているなんて夢のようです。

長いですが、こちらがイーロンマスクさんのフルスピーチの 映像 です。

SpaceX では、人類を火星に到達させ、そこで自力で生活できる環境を作るという壮大な目標を掲げており、イーロンマスクさんのアイディアはいつも最初聞いたときは誰もがびっくりしてしまうようなものばかりなのですが、次々におもしろいアイデアを提案し、それだけでなく、本気で実現に向けて動いています。

速い乗り物と言えばもうひとつ、イーロンマスクさんは、ハイパーループによるニューヨークとワシントンDCを29分で結ぶというアイデアも発表されています。ハードルは高いと思いますが、イーロンマスクさんが目標に掲げたものは、もしかすると、本当に実現するかもしれない、という期待感を持つことができ、そんな夢を人々に見せてくれる稀な人物です。

ワシントンDCとニューヨークを29分で結ぶハイパーループ!イーロンマスクの都市間高速交通プロジェクト

ニューヨークから上海へ 超音速ロケットで39分!?イーロンマスクの新アイデア was last modified: 9月 29th, 2017 by mikissh