ニューヨークでは、Key to NYC プログラムにより、昨夏からレストラン、ミュージアム、ジムなどの屋内施設への入場には、ワクチン接種証明の提示が必須となっていました、感染の流行の鎮静化を受けて、いよいよ3月7日でその義務も終了予定であることが、NYC市長のエリック・アダムズ (Eric Adams) さんにより発表されました。また、公立学校の屋内でのマスク着用義務も同時に終了となる予定で、ニューヨークは、正常化に向けて進んで来ています。

ニューヨークでは、パンデミックを経て、レストラン、ミュージアム、劇場、ジムなど屋内施設の利用時に、ワクチン接種証明の提示が必須になっていましたが、いよいよそれも終了となります。ほとんどの人がワクチン接種を終え、感染の流行も沈静化して来たことから、2022年3月7日をもって終了となる予定であることが、ニューヨークの市長さんにより発表されました。公立学校の屋内でのマスク着用義務も3月7日で終了予定で、最新の感染状況を確認の上、最終判断は、今週の金曜日 3月4日に下すとしています。

New York City’s #COVID numbers continue to go down.

So long as our indicators show a low level of risk and we see no surprises this week, on Monday, March 7 we will also remove the vaccination requirements for Key2NYC — meaning indoor dining, fitness and entertainment venues.

— Mayor Eric Adams (@NYCMayor) February 27, 2022

ニューヨークでは、屋内施設での感染防止と、ワクチン接種推進のため、昨夏の8月17日から Key to NYC と題されたプログラムがスタートし、レストランやミュージアムなど屋内施設利用時に、必ず入口でワクチン接種証明を提示してきました。この提示義務のために、スタッフも、利用者も共に手間となる上、時と場所によっては、入場時の大行列の原因にもなっていました。

ニューヨーク ワクチン接種証明書 提示義務 Key to NYC スタート＆詳細発表 レストラン ミュージアム 劇場 映画館など

1月には、オミクロンで感染者が激増したニューヨークですが、現在は、すっかり沈静化しつつあります。

(NYC Covid Data Daily)

アメリカでは、5歳以上がワクチン接種可能となっており、ニューヨークでは、現在、全体の85.9%、大人の96.4%が、少なくとも一回の接種を終え、全体の76.8%、大人の86.7%が、2回接種を終えています。これまで感染した人も勘案すると、5歳以上に関しては、何らかの免疫を持っている人がほとんどの状態になっています。

(NYC Vaccination Statistics)

感染者も激減し収束に向かいつつあることは、本当に嬉しいことです。

NYC市長により、2022年3月4日、予定通り3月7日からの Key to NYC、公立学校でのマスク義務の解除が発表されました。詳細は、こちらです。