NYC では、いよいよ経済再開に向けた第一フェーズが、もうすぐスタートします!ニューヨーク州の中で、唯一ニューヨークシティだけ今まで取り残されてしまっていて、ニューヨーク州の他の全ての地域では、既に第一段階がはじまっていましたが、ようやくニューヨーク市も最初の一歩を進みだせそうです。コロナの大流行地となってしまったニューヨークシティでしたが、ここしばらく劇的に流行が収まりつつあり、経済再開に向けてメトリクスももう少しで満たすレベルになってきました。そんな中、ようやく今日、ニューヨーク州知事、クオモさんの会見で、ニューヨークシティ (NYC) が、6月8日にオープン予定であることが発表されました。
ニューヨーク州では、5月15日から地域毎に経済再開第一段階がスタートしています。NYC 以外の全てのエリアが、順次再開していますが、いまだに、New York on PAUSE が続いているのが、1万6千人以上もの犠牲者が出てしまったニューヨークシティです。そんなニューヨークシティも、いよいよオープンの予定日が発表されました。
NYC is on track to begin reopening the week of June 8th.
We will stay on track by focusing on the hotspots.
We know down to the zip code where the infection rate is higher than average.
We will meet the need where it is greatest.
— Andrew Cuomo (@NYGovCuomo) May 29, 2020
ニューヨーク州では、経済再開のためのメトリクスが発表されていて、その基準に達したらオープンの第一歩を踏み出せることになっていますが、ニューヨークシティも大部分を満たしつつあります。現在、使用可能な病床数が 28% ですが、条件になっている 30% 以上までもう少しです。また、コンタクトトレーサーの雇用も急激に進んでいるようですが、もう少し準備に時間が必要となるようです。また、NYC では、ICU の病床数に少し懸念があるようですが、こちらも1週間以内には改善するという事で、6月8日が、ニューヨークシティのオープン予定日となっています。
また、5月15日から経済再開したエリアは、今日で、2週間となり、特にメトリクスとなっているデータも問題ないということで、より多くのビジネスが再開する第二フェーズに入りました。
レストランは、第三フェーズからとなっていますが、相対的にリスクの低いアウトドアダイニングに関しては、まだ議論中だそうですが、もしかすると第二フェーズからスタートできる可能性もあるようです。
ニューヨーク州の経済再開のメトリクスとそれぞれのフェーズで、再開できるビジネスについては、こちらで紹介しています。
NYC のこれまでのコロナの経緯は、こちらです。
着々と前進できていてとても嬉しいです。活気あるニューヨークの街が戻るまであともう少しですね!
NYC は、予定通り6月8日にリオープンしました。