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LGBTプライド月間 レインボーホワイトハウス オバマ大統領アメージンググレースを熱唱!

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(twitter/Whitehouse)

昨日、最高裁によりアメリカ全土でMarriage Equalityとして、同性婚を認める歴史的な決定が下され、プライドパレードデーを目前に、ダイバーシティー、LGBTのお祝いモードの週末です。先日、チャールストンでは不幸な人種差別的な事件もありましたが、アメリカが国の法律として同性婚を認めたというのは、歴史に残る大きな変化です。
多様性の一つの象徴である同性婚、Marriage Equalityをアメリカ全土で認めるというのは、ダイバーシティーを標榜するオバマ大統領が推進してきたテーマのひとつでした。ここ最近、違憲だと訴えられていたアメリカの医療保険制度改革、通称オバマケア(Affordable Care Act)が、最高裁で追認されたり、現在進めているTPP(Trans-Pacific Partnership)参加のための法案 Trade Promotion Authority (TPA) Billが通ったりと、そろそろ大統領としての集大成の時期を迎えようとしている、オバマ大統領ですが、進めてきた政策の数々が次々とよい方向へ動いており、大統領としての有終の美を飾ろうとしているかのように絶好調です。
そんな現在、波にのっているオバマ大統領ですが、チャールストンの事件で不幸にも亡くなられてしまった、事件の起こった教会の牧師さんでもあった Rev. Clementa Pinckney上院議員さんのお葬式では、なんと自らアメージング・グレースを熱唱し注目を集めています。

オバマ大統領の雄弁な弔辞(Eulogy)の途中、その一部でAmazing Graceを歌いはじめました。まるで牧師さんのような貫禄の雰囲気。日曜日にゴスペルの教会を訪れた時のような感じです。オバマ大統領が任期終了後に何をするのか、みんなも興味を持っていることだと思いますが、もし仮に牧師さんになっても、スーパー牧師さんとしてすごい活躍をしていきそうですね。

(Twitter)

最高裁の同性婚を認めるMarriage Equalityの決定を祝い、トップの写真のようにホワイトハウスもレインボーにライトアップしたそうですが、ホワイトハウスのロゴまでもLGBTムーブメントの象徴である虹色に変わっています。
whitehouse-rainbow

こんなツイートも。#LoveWinsは盛り上がっているようです。

最近勢いのある”Medium”で、なんとホワイトハウスも”オバマケアに対する最高裁の判断のニュースを聞いた時のオバマ大統領の様子”という記事を投稿していて、オープンな政府、オープンな政治のイメージをみんなに印象付けるような、今の現状を積極的に生き生きと、そして面白く伝えていこうという姿勢がみられ好感が持てます。大統領任期の終盤を迎え、今乗りに乗っているようで、とても勢いを感じるオバマ大統領とホワイトハウスです。

ところで、6月は、Gay/LGBT Pride Monthプライド月間)と呼ばれています。その由来はある事件からなんです。1969年6月28日、当時ニューヨークの43 Christopher StreetにあったゲイバーStonewall Innで、警察の度重なる捜査と嫌がらせに反抗し、暴動が起こりました。そして、それがきっかけで、その後ゲイ、そして一般にLGBTの権利を守る運動が世界へと広がっていったのです。そして現在、様々な都市でもパレードが行われるようになっています。
そんなニューヨークのGay/LGBT Pride Monthの一大イベントとなっているのが、明日開催されるプライドパレード (Pride Parade) です。
LGBTプライドパレードは正午に5th Avenueの36th Stをスタートし、5番街を南下する、下の地図のようなコースになっています。最高裁のMarriage Equalityの決定直後ということもあり、大変盛り上がりそうですね。ニューヨークのイベントの中でもかなり大きなパレードイベントで、ニューヨークらしいダイバーシティーを感じるにはピッタリのパレードです。
NYCLGBTMarchRouteMap
(nycpride.org)

プライドパレード ニューヨーク 笑顔いっぱい幸せオーラに包まれて

お祝いモードの2015年のパレードはこんな感じでした。

プライドパレード ニューヨーク 笑顔いっぱい幸せオーラに包まれて

LGBTプライド月間 レインボーホワイトハウス オバマ大統領アメージンググレースを熱唱! was last modified: 9月 6th, 2016 by mikissh