ニューヨークは、桜の名所がたくさんある、美しい桜が咲く街です。春の訪れを桜の開花とともに感じることができるのは、まるで日本のようでとても幸せなことです。そんな待ち遠しい、ニューヨークの桜がいよいよ咲き始めました。今年の一番桜の出会いは、セントラルパークです!
ニューヨークで一番桜として咲く桜の種類は、オカメ桜という小さい濃いピンク色の桜です。たくさんの人たちがさっそく桜の木の下に集まり盛り上がっていましたが、可愛らしい鳥さんも桜の花を口にくわえて喜んでいました。
桜の木の下でさっそくお花見を楽しむニューヨーカーたち。ニューヨークでは、例年、4月初旬頃になると、早咲きのオカメザクラが満開になるのですが、今年は桜の開花が早く、もう咲きはじめています。
美しいピンクが広がる桜の季節になると写真撮影を楽しむ人もいっぱい現れます。
ニューヨークの一番桜、オカメ桜が見られる場所は、
セントラルパークの有名な ベセスダ噴水 のすぐ東側の丘の上で、72ストリート周辺です。
あっという間に、こんなに桜が満開に咲いてしまうなんて、今年は本当に暖かい年のようです。
ニューヨークの一番桜、オカメ桜が見られるもう一つの場所は、ジョギングコースとして人気の ジャックリーヌケネディオナシス貯水池 のすぐ西側。ストリートでいうと、大体 88ストリートあたりで見事に咲いています。
そして、もう一つ、オカメ桜が見られる場所は、タートルポンドの東側です。騎馬像の後ろに、オカメザクラが美しく咲いています。
この騎馬像は、King Jagiello Monument と呼ばれる 15世紀初頭前後のポーランド王のモニュメントで、1939年のニューヨークワールドフェアの時に、ポーランドパビリオンで飾るために制作したものでした。1945年以来ずっと、セントラルパークのこの場所(地図)に飾られています。
ニューヨークでは、桜の種類が実は色々あり、時期をずらしてピークを迎えます。
そのため、4月前後のこのシーズンは結構長い間、桜を楽しむことができます。ニューヨークでは、桜と同時期にピークを迎えるマグノリアも少しづつ咲きはじめています。
今はまだ一番桜のオカメ桜が咲いているだけですが、これから、ソメイヨシノや、寒山桜など様々な種類の桜が咲いていきます。
オカメザクラと言えば、クイーンズのフラッシングメドウズコロナパークも有名です。
ワシントンDCでは、昨日、Tidal Basin のソメイヨシノがピーク を迎えました。
オカメザクラが満開を迎えてから数週間程で、ソメイヨシノが咲きはじめるので、ニューヨークも、今年は早く4月初旬から中旬にかけて咲くのではないかと思います。ソメイヨシノの後には、遅咲きのカンザンザクラの見頃がやって来ます。
ニューヨークの桜のおすすめスポットは、こちらをどうぞ。
今年のニューヨークの桜の様子は、インスタやYoutubeなどにもアップしていきます🌸