最近では、アメリカ全土でクラフトブリュワリーによる少量生産のクラフトビールが人気となり、すっかり定着してきていますが、ニューヨークにも数多くの新しいブリュワリーが誕生してきています。先日、訪れてみたのが、ブルックリンのキャロルガーデンズにある アザーハーフブリューイング (Ohter Half Brewing) です。ブルックリンのゴワナス (Gowanus) や レッドフック (Red Hook) に近いエリアで、倉庫街のような雰囲気も残されている、街中から少し離れたロケーションですが、味へのこだわりで知られるブリュワリーで、タップルームには、平日の夕方にもかかわらずたくさんの人々がやって来ていました。
ニューヨーク (NYC) でも最近かなり増えているクラフトブリュワリーですが、アザーハーフブリューイング (Ohter Half Brewing Company) は、2014年に、ブルックリンのキャロルガーデンズでスタートしたブリュワリーです。倉庫のような雰囲気のタップルームは、おひとりさまから、グループまで、みんなに人気があり、食事を持ち寄り、それぞれ気ままに楽しんでいます。
お店は、カジュアルで気の置けない雰囲気です。
小さなブリュワリーですが、ドラフトは20種類も用意されています。持ち帰り用に、グラウラー、缶などの容器に入っているものもあります。
最近、人気の高い IPA や Imperial IPA だけでも多くの種類があり迷ってしまいますが、人気の”DOUBLE DRY HOPPED ALWAYS & FOREVER”を試してみました。ニューイングランド IPA な感じで、とてもホップがきき、フルーティーで爽やかな香りで美味しかったです。アルケミストのヘッディトッパー などが好きな人にもおすすめできる銘柄です。発酵後、2回に渡りホップを加える Double Dry Hopping で作られています。
早い時間帯は、まだ席がありましたが、みるみるいっぱいになっていきます。
店舗の奥には、醸造設備があり、作り立てを頂くことができます。
アザーハーフブリューイング (Ohter Half Brewing Company) のオリジナルお土産屋グッズも色々です。
キャロルガーデンズの南、ゴワナスやレッドフックの近くと、少し遠いところにありますが、こだわりの味を試してみたい人は訪れてみると感動すると思います。ポップコーンなど簡単な軽食はありますが、美味しいフードを持参するのがおすすめです。
アザー・ハーフ・ブリュイング (Other Half Brewing)
195 Centre St, Brooklyn, NY 11231 地図
すっかり最近のアメリカでのクラフトビールで主役となっているのが、爽やかなホップが特徴のIPA(India Pale Ale)です。
こちらの映像では、イギリス植民地下のインドへビールを運ぶという必要から誕生したというIPAの歴史が紹介されています。
ニューヨーク州の統計 (PDF) によると2012年の夏時点では、ニューヨークシティにあるクラフトブリュワーは8軒のみでしたが、なんと現在では、41軒も出来ていて、驚きの増加率となっています。クラフトブリュワリーの他、クラフトワイナリー、クラフトディスティラリーなども増加しています。気持ちのいい夏の日に色々と探検してみるのも楽しいです。
ブルックリンでは、ウィリアムズバーグにあるニューヨークの元祖クラフトビール、ブルックリンブリュワリーもおすすめです。
クイーンズのロングアイランドシティにも色々なブリュワリーが登場しています。