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パンテオンパリ フランスの歴史を伝える荘厳な巨大建築

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パリには、いくつもの見事な巨大建築がありますが、その中の一つが、フランスの偉人を祀るパンテオンです。18世紀に建設された古代ギリシア風の巨大な新古典主義様式の建物で、その大きさと美しさに圧倒されます。建物内は、様々な巨大な彫刻や絵画作品などの見どころがあり、地下はフランスの偉人たちが眠る霊廟となっています。

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パンテオンと言えば、古代ローマ時代に建てられた建物が残るローマが有名ですが、実はパリにもパンテオンがあります。場所は、大学も多く、アカデミックな雰囲気のあるセーヌ川左岸(南側)のパリ5区です。
パンテオン内は、カトリック教会で、正面と主聖堂を結ぶ位置によく見かける円形部分があったりと教会のような雰囲気です。パリのパンテオンは、絶対王政時代のルイ15世の命により、18世紀中頃に建設がはじまり、1792年に完成した建物です。その後、王政、帝政、共和制など政治体制が転々と変化する、激動の時代を経て、フランスの偉人が眠る霊廟 (Mausoleum) となっています。

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古代ギリシア建築を基にした新古典主義様式の建築です。巨大な柱は、真ん中部分に膨らみのあるコリント様式となっています。巨大な絵画も飾られ、厳かな雰囲気がします。

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パリは、巨大な建物も多く、どれも石造りで、歩き回っているとかなり疲れてきてしまいます。このパンテオンもかなり大きく、所々で休憩をしている人がいたり、またデッサンを楽しんでいる人も見かけます。

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教会の祭壇に当たる中央部にあるドラマチックな作品が、フランス革命後の国民議会の様子を描いた “Monument à la Convention nationale” です。François-Léon Sicard の1913年の作品です。

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祭壇の裏には、教会の名残と思われるキリストの絵と荒々しい戦争の絵という対照的な二つの絵画が飾られています。

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精巧に作られたパンテオンのミニチュアも展示されています。

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地下は、フランスの偉人たちを祀る霊廟です。ヴォルテール (Voltaire)、ジャン=ジャック・ルソー (Jean-Jacques Rousseau) などの啓蒙思想家、数学者のラグランジュ (Joseph-Louis Lagrange)、小説家のヴィクトル・ユーゴー (Victor Hugo) など、フランスで活躍した様々な分野の著名人が眠っています。

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こんな感じの廊下が広がっていて、所々にある小部屋がそれぞれの霊廟となっています。

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放射線の研究でノーベル物理学賞を受賞したキュリー夫人として知られるマリ・キュリーと夫のピエール・キュリーのお墓もあります。

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19世紀に点字を発明したルイ・ブライユなど様々な分野で活躍したフランスの偉人たちが眠っています。

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一番奥の部屋では、ちょっと雰囲気の違った感じのコンテンポラリーアート作品が展示されている部屋があり、くつろげる空間になっています。

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パンテオンの正面は、東向きで、その目の前には、いかにもヨーロッパらしい大きな通りがあり、通り沿いには、計画的に立てられた統一感のある建物が並んでいます。この通りを少し歩くと、パリの憩いの公園、リュクサンブール公園があります。

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パンテオン Panthéon
Place du Panthéon, 75005 Paris, France 地図

パンテオンは、ミュージアムパスに含まれています。今回のパリ旅行では、パリの様々な観光スポットを網羅しているパリパスを利用してみました。

パリ旅行の様子は、こちらです。

パリ旅行 フォトジェニックなパリでアートとグルメを堪能する旅

パンテオンパリ フランスの歴史を伝える荘厳な巨大建築 was last modified: 11月 12th, 2018 by mikissh