ニューヨークも日食で大盛り上がり!Great American Eclipse Day

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今日8月21日は、とても珍しいアメリカを太平洋側から大西洋側まで縦断する形で皆既日食を見られる日、そして、ニューヨークでも部分日食が見られる日ということで、みんな仕事そっちのけ (?!) で、大盛り上がりとなっていました。やって来たのは、マンハッタンの絶景を見渡すことができるリバティステートパークです。太陽が見えるところであればどこからでも見られるものなのですが、せっかくなのでイベントがより楽しいものになるよう景色の美しい広々とした場所へやってきました。この日のリバティ州立公園は、日食を一目見ようとたくさんの人たちがやってきていて、ピクニックをしたりして夏の午後を楽しんでいました。

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リバティ州立公園の絶景スポットには、それぞれ観察用の道具を持参し、人々が集まってきています。

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直接日食を見るためには、目を傷めないよう専用の眼鏡が必要となります。

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こちらのような太陽を観察できる特別の眼鏡が必要となります。この眼鏡は、通常は真っ暗で、太陽のみ明るく見えます。

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太陽はどうなってるかな?

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珍しい日食の様子を撮影しようと気合を入れて準備をしている人をあちらこちらで見かけました。

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日食を楽しむために手作りで道具を用意してきている人もたくさんいます。ピンホールプロジェクションといって、箱に小さな穴を開けて、光を映し込むことにより、太陽を間接的に観察することができます。

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太陽の周りが虹色に輝いてとても綺麗でした。日食の時間帯は太陽を直視できないので太陽の周りの光を陰から撮影。

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雲が多い日で、太陽が雲に隠れたり出たりを繰り返していました。雲の合間の太陽をパシャリ。

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太陽観察用の眼鏡をかけると、目の前が真っ暗になります。太陽の方を見ると、太陽の形だけがくっきりと見られるのですが、美しい形の三日月 🌒 でちょっと感動しました。眼鏡越しに撮影しようとしたのですが、目で見えるものとカメラで見えるものが違うようでうまく映りませんでした。残念。

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箱で簡易観察装置も作ってみました。雲の様子まではっきり見えましたが、太陽部分は欠けている様子は分かりますが、どうしても少しぼやけてしまい、やはり太陽観察用の眼鏡には負けてしまいます。

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自由の女神の横姿を見て帰ってきましたが、このリバティ州立公園はいつ訪れても美しい景色を見ることができます。

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リバティサイエンスセンターでは、日食観察の特別イベントも開催され、たくさんのキッズが集まり、大盛り上がりとなっていました。

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望遠鏡や写真撮影用の機材なども用意されていました。

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想像以上に盛り上がった “Great American Eclipse” の日でした。ただし、部分日食と言うことで、はっきりとした盛り上がる瞬間がなく、暗くなることもありませんでした。次回は、皆既日食を見てみたい所です。
こちらは、ネブラスカ州の皆既日食の様子です。見ている方はちゃんと皆既日食が見られるか心配したと思いますが、雲が多い中、皆既日食が姿を現した状態が幻想的です。やはり、太陽が完全に隠れる皆既日食を観察できた場所では、大盛り上がりだったようです。

次回、アメリカで皆既日食が見られるのは、2024年4月8日で、テキサス州からスタートし、バッファローなどニューヨーク州北部を通過し、カナダのトロント、モントリオールなどを通過していく模様です。

日本で見られるのは、2035年9月2日だそうです。
今回の全米での皆既日食についてはこちらをどうぞ。

もうすぐアメリカで皆既日食!太陽が月に隠れる稀なイベント2017年8月21日

ニューヨークも日食で大盛り上がり!Great American Eclipse Day was last modified: 3月 17th, 2024 by mikissh