光輝くトンネル 体験型LEDイルミネーションアート Passage ニューヨーク ガーメントディストリクトに登場!

ニューヨークのミッドタウン、ガーメントディストリクト (Garment District) には、毎冬、光や鏡などのキラキラ輝くパブリックアートが色々登場します。2022年の今冬は、色鮮やかに輝くLEDアートの光のトンネル、パッセージ (Passage) と呼ばれる作品が登場しました。不思議な音が鳴り響く光のトンネルで、中を歩いて楽しむことができる体験型の作品です。通りかかった人たちは、みんな思わず興味を惹かれて試してみる人も多く、写真撮影をしたりしてとても賑わっていました。

ニューヨークのガーメントディストリクトは、タイムズスクエアの南側に位置し、歴史的にファッション関連のビジネスが多く集まっていたエリアです。
ガーメントディストリクトには、一年を通じ、色々なパブリックアートが飾られます。毎冬の定番となっているのが、光や鏡などで色鮮やかにキラキラ輝く作品です。ネオンで輝くタイムズスクエアを背景に幻想的な光景が広がります。

ガーメントディストリクトのブロードウェイ沿い、39ストリートと40ストリートの間に、今冬、1月10日に登場したのが、20個のLEDのサークルからなるトンネル、パッセージ (Passage) です。面白い音が鳴り響き、トンネルの中を歩いていくことができる、体験型の作品です。
Passage は、モントリオールで活動するアーティスト、Serge Maheu さんの作品で、2017年のモントリオールの光の祭典、Montréal en Lumière で、制作されました。その後、パブリックアートで様々な都市で飾られ、今回、ニューヨークにやって来ています。

とても存在感のある作品で、近くを通りかかった人たちも思わず、目を引かれて集まってきていました。トンネル内が行列になるほどの人気ぶりです。パンデミックで、人々の生活にゆとりができたこともあるのか、ニューヨークの写真スポットでは、のんびりマイペースに写真撮影を楽しむ人を多く見かけるようになっています。

不思議な音に合わせて、緑、赤、青、紫、ピンクなどトンネルの色がどんどん変化し、体験型の光のショーのような感じで楽しめます。

イルミネーションは、早いスピードでどんどん変化していくので、気に入った光の色と一緒に写真撮影しようと思っても消えてしまったりして意外と大変です。一方通行ではないので、トンネルの両側から人がやって来ます。サークルが連なっているだけなので、途中で脱出も可能です。

不思議な音がなる光のトンネルは、こんな雰囲気です。

パッセージは、2022年2月13日まで飾られます。体験型の面白い作品なので、近くを通りかかったら、覗いてみるのも楽しいと思います。

昨年、2021年は、プリズムアートが登場していました。

ニューヨークにプリズムアート登場!くるくる楽しむガーメントディストリクトの体験型アート Prismatica

そして、2020年は、光輝くシーソー でした。

ニューヨークでは、すっかりLEDアートが大人気となっていて、ニューヨーク植物園 (New York Botanical Garden) や ブルックリン植物園 (Brooklyn Botanic Garden) などでは、ホリデーシーズンに素晴らしいイルミネーションショーが行われました。
ブルックリン植物園の Lightscape は、終了してしまいましたが、ニューヨーク植物園の Glow は、明日が最終日、トレインショー は、明後日が最終日となるので、行ってみたいという人は、最後のチャンスです。

ニューヨーク植物園の豪華ホリデーライト GLOW 幻想的なクリスマスイルミネーション

光輝くトンネル 体験型LEDイルミネーションアート Passage ニューヨーク ガーメントディストリクトに登場! was last modified: 1月 21st, 2022 by mikissh