今年のホリデーシーズンは、おうちでご馳走を楽しむ機会が多くなると思いますが、そんな時に、ニューヨークのグルメショッピングにおすすめのスポットのひとつが、ロウアーイーストサイドにある、エセックスマーケットです。ホールフーズ や トレジョ などの近所の大型スーパーで一括買いができるのと違って、一つ一つの専門店をはしごして回る、昔ながらの市場のようなお買い物スタイルで、何か特別なご馳走を準備しようかな、という時に結構楽しめます。この日は、色々な食材の買い物と一緒に、独特の香辛料がきいたペルー風の丸焼きローストチキンを試してみましたが、とても美味しかったです。ホリデーグルメショッピングの参考にエセックスマーケットを紹介します。
エセックスマーケットは、昔からあった歴史あるマーケットが、昨年、道を挟んだ新ロケーションに移転し、リニューアルオープンしたばかりの新フードマーケットです。なので、とても近代的でとても綺麗。最近ニューヨークでは食品も含めてあらゆる物価が値上がりしていますが、このエセックスマーケットだけは、ずっとリーズナブルな価格を維持していて、安心してお買い物ができます。
Delancy St 沿いの入口から入ってすぐの場所には、お部屋を飾るためのゴージャスな花飾りが並んでいる花屋さんがあります。
おうちでステーキなどお肉料理をする人は、この人気のお肉屋さんもおすすめです。他のお店より断然良心的なお値段で買えてしまいます。
エセックスマーケットの丸焼きチキンの専門店。正確にいうと、南米ペルー料理の専門店で、本当は、セビーチェが得意なのか、Don Ceviche という名前のお店です。人気の丸焼きチキンは、独特の香辛料が特徴のペルー風ロティサリーチキンでこのお店の名物になっています。クルクルとチキンが美味しそうに回って焼かれていました。
丸焼きのロティサリーチキンは、ハーフサイズでも買えますが、丸ごとのホールチキンでも12ドルとなかなかお買い得です。その他、セビーチェをはじめ色々なペルー料理もあります。
丸焼きのホールチキンを買ってみました。
丸ごとの大きなサイズのチキンを想像していたら、お店の方が丁寧に四つに切ってパックしてくれていました。
ライムの爽やかな酸味に、パプリカ、クミン、オレガノなどなど様々なスパイスのきいたジューシーな濃厚チキンです。爽やかな風味のペルー風グリーンのホットソース(Aju Verde) もつけてくれましたが、ソースなしでもそのまま美味しく頂けます。サンクスギビングは、通常ターキーですが、チキン派の人がいたら、たまには珍しいペルー風を試してみるのもいいかもしれません。
その他、アペタイザーやサンドイッチに大活躍のスモークサーモンなどが売っているお店。目の前にベーグル屋さんがあるので、迷わず二軒をはしごしたり。
チーズ専門店も、選ぶのに困ってしまうくらい種類が多いのですが、あらゆる専門店が揃っていて何でも揃ってしまう、うれしいマーケットです。
クラフトビールのお店もあって、ここもパーティ準備に欠かせないお店です。
オシャレなパッケージのビールがいっぱいあっておすすめです。
この他、八百屋さんも数軒あり、コーヒー屋さんのポルトリコ、世界各国料理のB級グルメ店などもあります。
1階のフロアにあるエセックスマーケットが賑やかで、忘れてしまいそうになりますが、実は、地下にもお店があります。もともとは、マーケットラインというフードホールですが、現在は、いくつのお店が食材屋さんとしてオープンしていて、お肉屋さんとお魚屋さん、お洒落なディスプレイの八百屋さん、グルメ調味料など色々な食材が買えるようになっています。
ラムやポークなど、立派なお肉が揃っている、エンズミート (ENDS MEAT) のお肉屋さんもおすすめです。
ワイン派は、地下にワインショップがあって、色々相談しながらワインを選べます。
マーケットラインの本来の姿は、こちらです。