ブルックリンのレッドフックは、ここ最近、色々なお店屋さんやアートスポットなど、見どころが増えてきているニューヨークのクールスポットです。そんなブルックリン、レッドフックのおすすめのアートスポットの一つが、パイオニアワークスです。歴史ある工場だった建物に入っているパイオニアワークスは、アートギャラリーでありながら、工房やオフィススペースがあったり、隣には、くつろげる庭があったりと、多目的なコミュニティースペースとなっています。
パイオニアワークスの建物の中へ入ると、入り口に受付の人がいて、快く建物の中を見学させてくれます。階段で上へ上っていくと、コワーキングスペースのようなクールカッコいいお部屋が並ぶフロアに到着します。
建物は、かつて、1866年に創業し、線路や重機などを製造していた Pioneer Iron Works の工場だったもので、1881年に、火事で一度焼失しますが、再建され、第2次世界大戦終了の頃まで稼働していたそうです。レンガの壁には、そんな歴史を感じさせる白黒写真が飾られていたりします。
その一方、現代アートの様々な企画展も行われています。あるフロアでは、こんなカラフルなアートがお出迎え(笑)。Matthew Morrocco さんの Orchid: RGB。
フロアには一部屋一部屋違う間取りになっているお部屋が並んでいます。
てっきりアートギャラリーだと思ってきたのですが、まるでオフィス訪問?!
でも中を見学しているうちに、こんなカッコいいオフィスもいいなぁ、と思え、楽しくなってきます。
廊下が続いて、個室がずらりと並んでいるのですが、廊下の先の個室も、アートギャラリーのようになっています。個室には、アート作品らしいものが置いてあったり、作業場のようになっていて、どうやらアーティストたちの工房兼ギャラリーとなっているようです。また、この日は、作業中で、展示されていませんでしたが、1階の広々としたスペースも企画展のギャラリーとなります。
パイオニアワークスの建物のお隣にある、こちらのゲート。進んでいくとガーデンになっています。
パイオニアワークスのガーデンへ。ローカルのファミリーたちの憩いのオアシスになっています。
ガーデンのなかを進んでいく、あらびっくり、大きなカラフルな戦車がありました。
とってもカラフルに彩られている戦車のアート、実はこちら、全てビーズ刺繍でできているんです。
緑も豊かなご近所さんたちの遊び場になっています。みんなが自然にアートに触れ合える、そんな自由な公園のようなスペースを提供してくれているパイオニアワークスは、なかなか面白い存在です。
夏らしい涼し気な青い壁画に南国のような美しい花がアクセントになって素敵です。
パイオニアワークスの敷地を覆う壁にぐるっと一周、美しい青を基調としたアートが描かれています。
アート好きの人は、レッドフックを訪れた際、立ち寄ってみると楽しめます。ギャラリーは入場無料で、水曜日から日曜日までの正午から7時までオープンしています。ギャラリーの他にも、様々なイベントが開催されています。
Pioneer Works
159 Pioneer St, Brooklyn, NY 11231 地図
レッドフックには、他にもアートギャラリーがあったり、
グルメスポットも色々あり、週末のおすすめ遊びスポットです。