ポエトハウス ニューヨークで静寂の時を過ごせる詩のライブラリー 今週末は、ガバナーズアイランドで Poetry Festival!

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アートというと、現在、ビジュアルやパフォーミングアートなどが思い浮かびますが、古くから人々を惹きつけて来た分野に言葉のアート、ポエムがあります。ニューヨークには、そんな詩をテーマとした小さな可愛らしい図書館があります。
今週末には、ニューヨークの夏のお出かけスポットとして人気のガバナーズアイランドで、ポエムのお祭り、Poetry Festival が開催されたりと、ニューヨークでは、アートも多様性に富んでいます。

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詩をテーマとした、Poets House があるのは、ニューヨークのダウンタウン、ロウアーマンハッタンのワンワールドトレードセンターからも近い、バッテリーパークエリアです。この辺りはオフィスも多いですが、住宅も多く、お店やライブラリーなどの施設が充実している暮らしやすいエリアです。そんな場所にある、Poets House というライブラリーは詩をテーマにしたライブラリーなのですが、静寂の空間が保たれていて、集中力が必要な創作活動にもおすすめな図書館です。

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受付の方に挨拶をして、2階に上がります。

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リーディングルームにやってきました。とても静かで居心地のいい空間です。Poets House は、1985年に、アメリカの詩人、Stanley Kunitz さんにより設立された詩をテーマとした図書館です。もともとは、SOHO にありましたが、2009年に現在のバッテリーパークシティのロケーションに移ってきました。

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デスク席もありますが、ソファ席もくつろげます。

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所々に綺麗な本が飾られているので、手に取ってぱらぱらとページをめくってみたりします。緑鮮やかな外の美しい景色にも癒されます。

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書棚もずらりと。この図書館には、20世紀前半からの主要な詩の本、そして1990年以降に、アメリカで出版されたほぼ全ての詩の本が収蔵されているそうです。

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アメリカの女流詩人、エミリーディキンソン (Emily Dickinson) の貴重な手書きのものが集められた本があったりと、ポエムに関する珍しい本が色々あります。

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ミュージアム風にポエムや本が展示されているお部屋もあります。

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詩や文学に興味がある人はもちろん、WIFI もあり、ニューヨークで静かな環境の中、創作活動に集中したい時にも便利なスポットです。

Poets House
10 River Terrace, New York, NY 10282 地図

ニューヨークでは、現在、雨が降ったり止んだりの天候不安定の日が続いていますが、現在の所、週末はいい天気となる予報となっています。そんな今週末、7月28、29日には、ガバナーズアイランドで、今年で8年目となる詩をテーマとしたイベント、Poetry Festival が開催されます。イベントでは、詩と関連したアートが披露される他、様々なフードベンダーもやって来るようです。

ガバナーズアイランドは、ロウアーマンハッタンの摩天楼の絶景が眺められる、マンハッタンからすぐの南の島です。詳しくはこちら。

ガバナーズアイランド ニューヨークの絶景を満喫できる憩いの島

ポエトハウス ニューヨークで静寂の時を過ごせる詩のライブラリー 今週末は、ガバナーズアイランドで Poetry Festival! was last modified: 8月 22nd, 2020 by mikissh