ハワイはリゾート地ですが、ワイキキ以外は、普通にローカルの人々もたくさん暮らしているので、美味しいB級グルメのお店も色々あります。そんなハワイの B級グルメの中でも、最近、アメリカ本土でもトレンドとなりつつあるがポケ(ポキ Poke)です。このポケ(ポキ Poke)とは、切り身という意味で、メジャーなのはアヒ(キハダマグロ)のポケです。ポケをマリネし、フィッシュサラダのような感じで白いご飯の上にのせ、丼のようにいただきます。
フレッシュな美味しい魚が食べられる日本に住んでいる人は、ハワイでわざわざ生魚を食べたいと思わないかもしれませんが、アメリカに住んでいると気軽にフレッシュな美味しい生のマグロを食べる機会はなかなかないのでハワイでは喜んで頂きました。日本から訪れる場合でも、ポケは通常の海鮮丼とは違って工夫された色々な味付けがある料理なので、ハワイならではの味として試してみてもいいかと思います。
美味しい オノ・シーフード Ono Seafood
まずは、ハワイでも大人気だというこちらのお店、オノ・シーフード (Ono Seafood) です。オノ・シーフード (Ono Seafood) というお店の名前は、オノさんのお店からきているのかと思ったら、実は “Ono” というのはハワイの言葉の “おいしい” って意味の言葉で、お店の名前は、おいしいシーフードっていう意味なんですね。
このオノ・シーフードのお店は、そのお店の名前通り、とってもおいしいお店でした!
醤油のアヒポケです。シンプルな味わいだけど、海藻が絡められたりと味に工夫があり、何よりもマグロがすごく新鮮で美味しいです。
スパイシーアヒは、マヨネーズであえた濃厚な味わいで、癖になりそうな美味しさでした。
お店のメニューは非常にシンプルで、アヒかタコか、いくつかの味付けの中から選びます。ポケと一緒にドリンクも無料でついてきて良心的なお値段です。お店の前に小さなテーブルがありますが、テイクアウトする人も多い感じです。
Ono Seafood
747 Kapahulu Ave, Honolulu, HI 96816 MAP
市場の中の活気あるお店 Maguro Brothers
ハワイのチャイナタウンにある、ケカウリケ・マーケットプレイス (Kekaulike Market Place) に入っているマグロブラザーズ (Maguro Brothers)。東京出身の兄弟のお店だそうで、期待高まり訪れてみました。築地で働いていたこともあるそうです。
美しく輝くマグロ。マグロ丼です。ポケは通常のご飯の上にのせられますが、マグロ丼は酢飯となります。少し酢が強い感じがしました。
こちらがポケ丼。ただし、アヒ(マグロ)ではなくて、ハマチです。醤油の味付けがちょっと濃い目かも。丼ではなく、お刺身で食べている人も多く見かけたので、フレッシュな魚をそのまま味わう方がおすすめかもしれません。
チャイナタウンの市場の中の新鮮なお肉屋さんや魚屋さんが並ぶ中にあるお店なので、ある意味、築地とかと通じるものがあります。キッチンでサクッと作って、そばのテーブル席でサクッと頂くことができるので、時間がない旅行中のランチにぴったり。良心的なお値段もうれしく、お客さんがあふれる人気のお店でした。
Maguro Brothers
1039 Kekaulike St #113, Honolulu, HI 96817 MAP
営業時間:毎日8AM–3:30PM
実は、このハワイのB級グルメのポケは、今ロサンゼルスなどアメリカ西海岸でかなり人気となっているようです。まだ試したことはありませんが、最近では、ニューヨークにも何軒かPoke 専門店ができてきています。たしかに新鮮な魚の仕入れさえできれば、Poke の調理は前もって準備ができるので、短い時間でサーブでき、さらに好みに応じて、丼やサラダなど様々なオプションを用意できるので、カジュアルダイニングにとても向いていると思います。ただし、今までの経験からすると、東海岸においては、サーモンは美味しいのですが、残念ながらマグロとなるといまいちな気がします。機会があればニューヨークでも Poke を試してみたいと思います。