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LGBTプライドパレード ニューヨーク

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ニューヨークのパレードの中で最大規模の賑わいを見せるプライドパレード(ゲイパレード)。
この日はニューヨーク中から、いや全米から、いやもしかしたら世界中からLGBTをサポートする人々がやってきます。
LGBT(Lesbian、Gay、Bisexual、Transgender)のマイノリティの人々のパレード、今や大企業もこぞって参加していて、それはそれは本当に大きな規模のパレードです。
HSBCなどの大手銀行、Wholefoods、Googleのような誰もが知っている企業は軒並み参加です。

パレードは36Street & 5th Avenueからスタートして、Christpher Streetがゴールです。このChristpher Streetエリアはゲイエリアで有名ですが、Stone Wall Inn というそもそもこのパレードの始まりの原点とも言えるゲイバーがあるところです。さかのぼる事1969年、Stone Wall Innでゲイの人々と警察の衝突がありました。その1年後、1970年6月の最終日曜日にデモ行進が行われ、毎年恒例のものとなったという、実は歴史のあるパレードだったのです。

プライドパレードの日は、ゲイの人々が本当にいっぱい街にあふれます。マッチョの強そうなお兄さんカップルが仲良く手をつないで歩いている、女の子同士、男の子同士、キスしている、そんな姿は、普通の男女のカップルと何も変わりません。ゲイカップルがかわいい一人娘を連れている姿も普通のママとパパと同じ、もしかしたらより優しいママとパパかもしれない、家族仲良しの姿を見るのは本当に微笑ましいです。男女のカップルでもよく似たもの同士とか言うけれど、ゲイの人たちはより顕著に似たもの同士だな、って傍目から見て思います。髪型、服などおそろいにしているのか、よく見てみるとそっくりでかわいらしいカップルが多いです。

芸能人をはじめ、割と一般の多くの人たちが自分はゲイだ、レズビアンだと堂々と公に発表しているのでアメリカはみんなオープンに自分を表現できる本当に自由な国なんだ、と思われますが、実はこのアメリカでも大企業の社長さんレベルになるとまだまだ公にできるカルチャーにないそうで、隠している人も多いのだとか。他の国に比べたらかなりオープンで自由な国ではあるけれど、そうは言ってもやはり色々な考え方を持った人がいるんです。

2015年6月に、最高裁により、Marriage Equalityということで、アメリカ全土で同性婚が認められる決定がされました。こちらはその直後に行われた2015年のプライドパレードの様子です。

プライドパレード ニューヨーク 笑顔いっぱい幸せオーラに包まれて

LGBTプライドパレード ニューヨーク was last modified: 1月 6th, 2020 by mikissh