春のニューヨークは、様々なイベントが行われ、どこもとても賑やかで楽しい雰囲気になり、街中を歩いていると、面白いものや、美しいものが色々と登場しているのに遭遇します。ニューヨークのミッドタウンにあるロックフェラーセンターには、今とても楽しいパブリックアートが集合しています。特にこのロックフェラーセンターの真正面には、こんな目を引く、迫力のある楽しい彫刻が登場しています。そんなアートに誘われて、ロックフェラーセンターのガーデンの中へもぜひ入ってみてください。綺麗なお花と緑に囲まれた美しい水のガーデンに金のアヒルのアートが泳いでいたり、おもしろいパブリックアートが色々な場所に飾られていて、思わず色々と写真を撮りたくなってしまいます。
ニューヨークのミッドタウン、五番街沿いにそびえたつ、ロックフェラーセンターは、アールデコ様式の美しい高層ビルが並び、NY名物の巨大なクリスマスツリーやスケートリンク、そして、人気の展望台、トップオブザロック などがある有名な観光スポットです。そんなニューヨークの名所に、今遊び心いっぱいのパブリックアートの彫刻作品の数々が登場しています。
先日、4月25日から、ロックフェラーセンターでスタートしたイベントが、Frieze Sculpture です。世界の様々な国の14人のアーティストの作品が展示されています。
ロックフェラーセンターの五番街沿いに登場した注目のアートが、こちらの巨大な顔の作品です。スペイン人アーティスト、Jaume Plensa さんの作品で Behind the Walls です。
どこかで見覚えがあるかも、という人もいるかもしれませんが、実は、こちら、グランドセントラル駅にある グランドハイアット のロビーにある彫刻も手掛けた、Jaume Plensa さんの作品です。また、シカゴの人気公園、ミレニアムパーク にある、色々な人の顔が次々に登場する有名な映像を利用した噴水の作品、Crown Fountain も、Jaume Plensa さんが手掛けた作品なんです。
その他、色々な個性的な作品が飾られています。こちらは、アメリカ人アーティスト、Nick Cave さんの腕とメガホンが合体したような作品。
岩を真っ二つにしたら、中から美しい世界が現れます。
遠くから見ると、ロックフェラーセンターについにストリートアートを描いたの?という風にも見えた、こちらの作品は、グラフィティのように見える彫刻です。
貴重な贈り物のようにラッピングされた石の作品。
ガーデンには、突然、女の子が倒れていてビックリ。こちらは、ドイツ出身のアメリカ人アーティスト、Kiki Smith さんの作品です。
とても高いロックフェラーセンターを見上げてみると、あれあれ?なんだか鳥がたくさん飛んでいます。可愛い、面白いアートに囲まれたガーデンです。
ロックフェラーセンターでは、色々な部分にアールデコのデザインが施されています。手前にあるのは、20世紀に活躍したスペインの著名アーティスト、ミロの作品です。
あの有名なジョアン・ミロの作品まで登場するなんて、びっくりしてしまいました。ミロといえば、今ちょうど、ニューヨーク近代美術館 MoMA で、ミロ展が開催されています。
今回のパブリックアートは、ニューヨークのランドールアイランドで、5月2日から5日にかけて開催されるアートフェア、Frieze New York の一部で、Frieze Sculpture という名称になっていて、ノグチミュージアム のディレクターにより、参加ギャラリーの作品の中から、キュレートされたものだそうです。6月28日までの開催となっており、こちらに、作品マップ(PDF) があります。
ロックフェラーセンターで、ちょっとお茶したいなぁ、というときは、この可愛いクマの運転手さんがいるフードトラックを見つけてみてください。ロックフェラーセンターの敷地にある、レゴショップの目の前にあるので簡単に見つけられます。実はこちらのクマさんのカフェは、ラルフローレンがやっているラルフローレンカフェです。トラックの後ろには、パラソル付きのテーブル席もありますので、混んでいなければ、ゆっくりと休憩することができます。
ロックフェラーセンターには、ニューヨークの有名なおもちゃ屋さん、FAOシュワルツ があります。お店の前には可愛い兵隊のお人形の格好をしたお兄さん、お姉さんがいます。小さい子供たちがいると喜んで一緒に写真を撮ってくれるので、もし近くに行くことがあれば声をかけてみましょう。
ロックフェラーセンターの観光と合わせてぜひ楽しんでみてください。
楽しい週末を♡