ニューヨークは、10月中旬を迎え、街中でハロウィンの飾りをよく目にするようになって来ました。そんな中、ニューヨークのダウンタウン、シーポートディストリクトのピア17に、ハロウィン気分が盛り上がる豪華なパンプキンアーチ (Pumpkin Arch) が登場しました。たくさんのカボチャに混じって、可愛怖いジャック・オー・ランタン (Jack-o’-lantern) もいます。イーストリバーとブルックリンブリッジの絶景をバックに、写真好き大集合の人気スポットになっています。
アメリカの秋の風物詩といえば、ハロウィンです。毎年、10月31日に盛大に祝われるイベントで、ハロウィンの日には、子供たちが、Trick or Treat といって自宅周辺の家やお店を回り、お菓子をもらったりして楽しみます。ニューヨークでは、例年、大人のための ハロウィンパレード があったり、犬好きのための ハロウィンドッグパレード があったりと子供から大人まで楽しめるイベントになっています。今年は、ウィズコロナということで、残念ながら、大勢の人が集まる ハロウィンパレードは中止 となってしまいましたが、それぞれの家庭でハロウィンの飾り付けをしたり、小規模のイベントが行われたり、と今年も楽しいハロウィンの季節を迎えています。
ニューヨークのダウンタウンにあるイーストリバー沿いのシーポートディストリクト、ピア17には、昨年に引き続き、500個以上ものカボチャで作られた豪華なパンプキンアーチが登場し、早速、たくさんの人が写真撮影を楽しみにやって来ていました。
アーチの正面と右側の2ヵ所の写真撮影スポットがあり、みんなモデルさん気分で、様々なスタイルとポーズで、構図もじっくりと考えながら写真撮影に臨む人々がいっぱいでした。
そのため、どちらのスポットも写真撮影をしたい人の大行列が出来ていました。アーチの右側の壁で撮影する人は、右側に列が伸びています。
アーチの正面で撮影したいという人は、左側に行列です。一人当たりの持ち時間が結構長くて、数枚写真を撮って終わる感じではなく、モデルさんのように満足いくまで何ポーズでも撮り続けるので、列が全然進まない感じです。以前であれば、早くして！と喧嘩になってもおかしくないようなかなりゆっくりペースなのですが、ウィズコロナの今の時代、時の流れがゆっくりでも気にならない人が増えているのか、のんびりとした雰囲気です。
中には、途中で衣装チェンジして、ハロウィンらしいお化けに変身しちゃう人も。
美しい幾通りものポーズで、気合を入れて写真撮影をしているモデルさんに目が行きがちですが、
たくさんのカボチャの中にある、芸術的に彫られた可愛怖いジャック・オー・ランタン (Jack-o’-lantern) も注目です。
大きな口のジャックオーランタン。
可愛いです。
ハートの Love のジャックオーランタン。
近くで見て見ると、物凄い数のカボチャで出来ていて圧巻です。パンプキンアーチの様子は、#pumpkinarch で色々な写真がアップされています。この日は、まだ夕方でしたが、夜は、ライトアップされ、また少し違った雰囲気になります。ハロウィンも含め、11月まで飾られているので、秋の気分に浸りたいという人は、訪れてみるのもおすすめです。
パンプキンアーチのあるブルックリンブリッジの絶景が楽しめる屋外のリバーデッキには、ハイネケンのお店が出ています。
この他、ピア17では、Jean-Georges のシーフードレストラン、The Fulton や、カリフォルニアスタイルの Farm to Table レストラン、Malibu Farm New York などもあります。
ルーフトップには、人気のアウトドアバー、The Greens もあります。シーポートディストリクトに、以前やって来たのは、夏真っ盛りの8月で、その頃はまだ閑散としていましたが、現在は、かなり人も増え、とても賑やかになっています。
今年は、ちょっと様子は違っていますが、もうすぐハロウィンがやって来ます！
