春から初夏にかけてのこの季節、セントラルパークが最も美しく緑に輝く素晴らしい時期です。今年は、コロナのため、旅行者が皆無の状態で、ニューヨーカーだけの憩いのスポットとなっており、お天気のいい日に訪れると、気持ちのいい太陽の光と美しい新緑に心が癒されます。
ニューヨークでは、連日、素晴らしいお天気の日が続いています。
こちらは、いつも賑やかな人でいっぱいのベセスダ噴水。普段は、ボートでいっぱいの池も静まり返っています。なんとなく池の美しさが増している気がするのは気のせいかな。自然の緑が池に移りこんで、とても綺麗なベセスダ噴水が見られました。
ボートハウスが見える池のそばまでやってきました。池ではカメさんがスイスイと泳いでいる姿が見え、子供たちが夢中で追いかけていました。人がいなくなって、動物たちが活発に動いているのか、日常、気づかなかった、カメや、リス、鳥など、普段以上に動物たちの動きが感じられます。
ザ・モールも、いつもはたくさんの旅行者たちが集まってくる場所です。緑の葉っぱが木いっぱいに生い茂り、森のように美しいです。ジョギングの合間に木陰のベンチで一休み。
セントラルパークは、実は旅行者には難度の高い公園です。ちょっぴり大袈裟かもしれませんが、広大な敷地と迷路のように張り巡らされた道、標識のない公園は、意図的に迷うように作られているといっても過言でない感じ。そんな迷いの公園であてもなく歩き回るのが楽しかったりします。
セントラルパークで、憩いの場所として大人気のシープメドウです。大都会ニューヨークの中の憩いの場所という感じが一番伝わってくる広い芝生の憩いのスポットです。
シープメドウは、特に週末になると、たくさんの人がやってきます。入り口を入るとすぐ、ソーシャルディスタンスを守ること!という看板が立てられていて、近くのエリアには見張りの警察官もスタンバイしてます。みんな綺麗にソーシャルディスタンスをとって、気持ちよさそうに日向ぼっこを楽しんでいます。今の時期、日光浴をして、ビタミンDをつくるのも大切ですね。
そよ風に吹かれながら、木陰エリアで休憩タイムを過ごすのも好きです。ソーシャルディスタンスをしっかり確保しながら、静かな時を過ごしたい人は、平日がおすすめ。
ちなみに、市長さんによると、シープメドウ、ハドソン川沿いの Pier45 & 46 などの人気ピクニックスポットは、混み合った場合は、NYPD により、入場制限を行うと発表しています。
まぶしいくらいの緑の木々。
セントラルパークの真っ白な絵になる美しい橋、ボウブリッジも、ふだんは怒涛の旅行者たちが押し寄せる、大人気スポットです。今は誰もいない。ただただ美しい橋の姿を見せています。
大都会にいながら、カントリーサイドに遊びに来た気分に浸ることができる、ランブルの池からの景色もいつも通り美しいです。
ここはいつも穏やかな時が流れている場所ですが、お魚釣りをしているお姉さんがいました。やっぱり池からボートがいなくなると自然が生き返るのかな。
春のシェイクスピアガーデンがお気に入りで、よくふらりと立ち寄りますが、今は、チューリップガーデンになっています。夏になると、近くにある、シェイクスピア劇場で、夜、シェイクスピア劇が開催され、見に来るのをいつも楽しみにしていますが、今年は、残念ながら、中止です。
ニューヨークは今、人口が減っているようです。旅行者がいなくなったのはもちろん大きいですが、さらに住人も 5% 程減っているそうです。セントラルパークに来てみても、今までどれだけ多くの旅行者が遊びにきていたのかが、実感できます。近所の人たちがふらりと訪れるだけであれば、巨大な敷地のセントラルパーク、人との距離を取りながらも、癒しの時間が過ごせます。
セントラルパークは他にもこんな見どころがあります。
セントラルパークは、ニューヨーク旅行者に人気の必ず訪れたい人気スポットです。また自由に旅行できる日が早くやってくるといいですね。