New Museum (22)

New Museum サーフィンアートが印象的な Raymond Pettibon 特別展

現在ニューミュージアムではサーフィンなどストリート、ポップカルチャー系のアートの Raymond Pettiborn さんの特別展が行われています。ちょっとおもしろそうな特別展だと思い、ひさしぶりにニューミュージアムへ行ってきました。週に一度、木曜日は夜遅くまでオープンしていて、夜7時以降は “Pay What You Wish” になるということで、この日は、夜7時少し前にも関わらず、すでに長い行列ができていてビックリしました。ミュージアムの正面から角を曲がってぐるっと列は続いています。結構人気のアーティストさんのようです。

ニューミュージアムは、ロウアーイーストサイドにある、一際目立つ建物のミュージアムです。

ニューミュージアムの外では結構待ちましたが、中に一旦入ってしまうと、スムーズ。木曜日は夜9時までオープンしています。この日は特に人気だったからかもしれませんが、夜8時頃には既に入場を締め切っていたので、早目に訪れた方がよさそうです。

ニューミュージアムの現在目玉の特別展 “Raymond Pettibon: A Pen of All Work” は、二つのフロアに渡り、4月9日まで開催されています。コミック、イラスト的な作品が多く、社会風刺、ストリートカルチャー的なテーマを多く描いています。
ニューヨークのスケートボードブランドの Supreme などともコラボしているようで、ファンたちもたくさん訪れてきていました。

数ある作品の中で一番、印象に残っているのがサーフィンをモチーフにしたとても動きのあるダイナミックな作品群です。

現在はニューヨークで活動していますが、それ以前はロサンゼルスで活躍していたということで、サーフィンの絵を数多く描いています。

心が明るくなるような綺麗な色彩のアートです。

その一方、こちらのフロアでは、社会に物申したい!ちょっと闇がかったアート作品群でした。

様々なテーマの社会風刺、批判の作品も並んでいます。

ニューヨークのシンボルも登場。

反権威主義的 (Anti-authoritarian) なテーマもよく描かれています。

メッセージを含むアートは、一枚一枚考えさせられるものがあります。

イラストアートのコーナーもあります。

ポップな印象的なレコードカバーがずらりと並んでいますが、実はこれが Raymond Pettibon のキャリアの第一歩となった作品でした。お兄さんがやっていたというパンクロックバンド Black Flag のレコードのカバーのイラストを描いたのが始まりだったそうです。

最上階のフロアから順番に降りてきて展示を鑑賞してきましたが、いつもそうなのですが、最上階の展示はいつもかなり独特の世界となっています。

ニューミュージアムの建物はそんなに広くはないのですが、狭い中に工夫の建築となっていておもしろいです。

最近ニューヨークのミュージアムは、特に特別開放の日は、以前に比べてすごく混んでいるように思います。今までミュージアムに興味がなかった人たちもミュージアムへ訪れるようになってきているように感じます。アートがみんなに浸透していっている証拠ですね。

1階のフロアの奥には、魚を愛おしそうに抱きしめている映像アートがあり、こちらもまた不思議な世界を創り出しています。

ニューミュージアムのギフトショップは個性的です。

コンテンポラリーアートということで、いつ訪れても驚かされる個性的な展示が行われているミュージアムですが、このミュージアムの印象的な建物は、実は日本の有名なデザインファームによるもので、詳しくは New Museum で紹介しています。

ニューミュージアムの特別展

ニューミュージアムでは毎回、様々な個性的なコンテンポラリーアートの特別展が開催されています。おすすめはこちら。

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New Museum
235 Bowery, New York, NY 10002 MAP

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New Museum サーフィンアートが印象的な Raymond Pettibon 特別展 was last modified: 3月 18th, 2021 by mikissh