アリゾナ州フェニックスに滞在中、ニューヨークでもあまり見かけないカンボジア料理のお店、Reathrey Sekong を訪れてみました。アメリカでは、東南アジア料理と言えば、タイ、ベトナム料理屋さんが多く、世界地図上でその間に位置するカンボジアのお店はなかなかありません。カンボジア料理は、両隣のグルメな国、タイとベトナムに影響を受けた料理という印象がありますが、はたしてどんな料理が出てくるのかなと期待して訪れてみました。

アジア系のお店は、インテリアをあまり気にしない簡素なお店も多いですが、こちらのお店は、カンボジアにちなんだアート作品なども飾られていて、さすがアートの街フェニックスのお店という感じで、なかなかいい雰囲気の店内です。

カンボジアを代表する遺跡アンコールワットの大きな絵もありました。

ベトナム料理でも定番の生春巻き。

甘辛いスパイスで香ばしく焼き上げられたバーベキュープラッター。とても美味しかったです。カンボジアの人気のストリートフードだそうです。

Phnom Penh noodle soup。ベトナムのフォーのような雰囲気ですが、カンボジアの首都、プノンペンが冠されたカンボジア風の一味違った美味しい一皿で、出汁のうまみがぐぐっと感じられる、予想外の美味しさでカンボジア料理にはまりそうでした。

Phnom Penh noodle soup は、こんな風に作られるようです。

華やかなカンボジアらしい綺麗な工芸品が店内に色々と飾られていました。

お店の入口は大通り沿いではなく、駐車場のある裏にあります。

フェニックスは異国料理巡りも楽しめる街です。

Reathrey Sekong
1312 E Indian School Rd, Phoenix, AZ 85014 MAP