暖い気候の南カリフォルニアとアリゾナから帰って来たばかりで、ニューヨークの寒さにビックリしていますが、昨晩から今朝にかけて、ニューヨーク周辺では、歴史的な低温の気候となっています。例えば、セントラルパークでは、1933年に記録されたこの時期の最低気温、華氏28度を下回る華氏24度 (摂氏-4.4度) となり、歴史的な最低気温を更新しました。
久しぶりのニューヨークで、おでかけ気分なのですが、さすがの寒さに家に閉じこもってしまいます。
北極からの爆風 (Arctic blast) により、アメリカ北東部全般で急激に温度が下がっています。ニューヨークでは、昨晩も、1919年に記録した最低気温を下回る華氏26度という記録を更新しましたが、今朝も、再びニューヨークと周辺の空港、JFK、ラガーディア、ニューアークなどで最低気温を更新しました。
Record low temperatures were set at 5 of our 6 climate sites this morning. Temperatures will only rise into the mid to upper 30s this afternoon. pic.twitter.com/queX7mE4fY
— NWS New York NY (@NWSNewYorkNY) November 11, 2017
ちなみに、北極からの爆風 (Arctic blast) が起こる原因としては、北極が、その他と比べて相対的により温暖化していることにより、北極渦 (Arctic Vortex) が弱まり、その結果、極寒の空気が北極圏外に流れ込むことが多くなると言う説があるようです。
明日からは、もう少し温度が上がるようですが、寒さはしばらく続きます。
アメリカの家は、壁が厚く、隙間風もなく、部屋に籠っている限りは、実はあまり寒さをそれ程感じることがありません。それが救いですが、お出かけしたいのでもう少し本格的な冬の到来は先になってくれるといいな、と思います。
ニューヨークにいる人は風邪をひかないよう、暖かくしてお過ごしください。ニューヨークを訪れる予定の人は暖かい服を忘れずに。よい週末を♡