ラスベガス周辺には、大自然の驚異を体感できる砂漠や岩山などの景色が美しいスポットが数多くあります。そんな中で、レッドロックキャニオン (Red Rock Canyon National Conservation Area) は、ラスベガスから近く、美しい赤い岩が広がる光景や、巨大な岩山が林立する絶景が楽しめる人気の観光スポットです。広い園内は、しっかりと舗装され、整備された周回コースを走るシーニックドライブがあったり、様々な難易度のトレッキングコースがあったりと、色々な楽しみ方ができ、人工的な街、ラスベガスを少し離れ、手軽に大自然に触れ合いに来れるおすすめの日帰りスポットです。
レッドロックキャニオン (Red Rock Canyon National Conservation Area) は、アメリカの国立公園サービス管轄下にある自然保護エリアで、ラスベガスのすぐ西側、車で30分程のとても近い距離にあります。ラスベガスといえば、モハーヴェ砂漠 (Mojave Desert) の一部で、乾燥した砂漠地帯ですが、レッドロックキャニオンは、乾燥地帯らしい白みがかった岩山の中、お隣のユタ州やアリゾナ州でよく見られるような赤い岩山も混在する面白い地形の広がっているエリアです。
(Red Rock Canyon Visitor Guide – PDF)
シーニックドライブの入口を進むと直ぐビジターセンターがあります。遠くには、レッドロックキャニオンで、最高峰で2000m以上もの標高を誇る Bridge Mountain が見えます。
ビジターセンター自体もなかなか立派な建物ですが、外からも周囲の素晴らしい絶景が一望できます。
ビジターセンターでは、おすすめのトレイルコース、野生動物の目撃情報などを聞いたりする他、ちょっとした展示や、トイレ、お土産屋さんもあります。
情報収集をしたら、いざシーニックドライブに出発です!
早速、赤い岩山が一面に広がっています。
このレッドロックキャニオンは、ドライブするだけでも景色を楽しめるようになっていますが、それぞれのトレイルコースの出発場所、トレイルヘッドには、駐車場があるので、そこに車を止めて、トレイル、サイクリング、ハイキング、ロッククライミングなどに挑戦することもできます。
木の橋が作られているような簡単な道のコースや、
平らな道を歩いていく易しいハイキングコースもありますが、難易度の高い、高低差があったり、長距離のコースもあります。
地元の子供たちも遠足でやって来ていてとても賑やかです。
ビッグホーンシープ (Desert Bighornsheep) が見られることもあるという Lost Creek をトレッキングしてみましたが、この時は残念ながら見かけませんでした。野生動物を見るには、一般的には、早朝か夕方がベストとされています。
トレイルでは、意外とハイキング時間が長かったり、迷ったりすることもあるので、水や食物、帽子、服、日焼け止めなど基本的な荷物をしっかりと持って行きましょう。
レッドロックキャニオンへ自分の車なしでも訪れたい場合は、ラスベガス発のツアーに参加して行くことができます。こちら のラスベガス発のツアーのように、人気のものがディスカウントで出ているので気軽に参加してみるのもおすすめです。
こちらは、ドローンによる美しいレッドロックキャニオンの映像です。
レッドロックキャニオン Red Rock Canyon National Conservation Area
1000 Scenic Loop Dr, Las Vegas, NV 89161 地図
ラスベガス周辺は、これからの夏の季節は、かなりの高温となりますが、ラスベガスから東へ行った、アリゾナ州やユタ州に広がる標高の高いグランドサークルは、春から夏にかけてがベストシーズンで人気の旅行先となります。
また、そこまで行く時間がないという人は、ラスベガスから少し東に行った場所にある バレーオブファイアーステートパーク (Valley of Fire State Park) もおすすめで、ザイオンやブライスキャニオンのような雰囲気が楽しめます。
ラスベガスの見どころは、こちらをどうぞ。