(http://www.robertaspizza.com/)
来週12/13(土)は、ニューヨーカーがサンタに変身して大集結するイベント、サンタコン(SantaCon)が行われます。通常、集合場所やルートは前日に告知されるのでまだどこでやるのかわかりませんが、先月、ブッシュウィックでやるかも?という噂が流れました。主催者側がブルックリンのブッシュウィックでやりたい、という話をバーなどのお店屋さんと話していたようですが、地元で生活している住人たちからは、来ないで、という反対の声が強いようで、一悶着あったようで、結局ブッシュウィックでは行わないということが決定されたそうです。
これがサンタコンです。サンタとかトナカイとか変装して行くだけなので誰でも参加できます。この日は街中にサンタが歩いていて結構楽しいのです。
ブッシュウィックのとてもブルックリンらしい個性的なピザ屋さん、ロベルタズ (Roberta’s)では、サンタコンの日程に合わせたのか、来週の金、土曜とRoberta’s Holiday Marketというイベントを企画しているようです。
このロベルタズ、クラシカルなニューヨークピザではなく、ちょっと新しい変わったピザを試したいというときにおすすめの店なんです。
あれピザ屋さんはどこ?実は、こちらがお店の外観です。ブッシュウィックという場所もそうですが、ニューヨークと聞いて想像する雰囲気とはちょっと違って、慣れていないと少し怖いという風に感じるかもしれませんが、近年のブルックリン人気により発展しつつあるエリアなんです。そしてこのマニアックなライブハウスのような店内に入ってみると、びっくり、
外観からは想像もしなかったような、ちょっとこじゃれた隠れ家的なカフェ風な空間。気取らない、ヒップスター感の溢れるブルックリンらしいお店です。
まさに最近、流行りの“The Brooklyn Brand Goes Global”と言った時のお手本になりそうな感じのお店です。
早い時間帯にお店に入ったので悠々としていますが、週末のブランチタイムだったのでほんの一時間以内にみるみる店内はお客さんでうまっていきました。
ピザ屋さんというとメニューはピザだけだったり、あってもパスタということが多いですが、ここはこんなパンケーキまであります。他にも様々なサラダ、チーズやサラミ、ハム盛り合わせ、時間帯によってはサンドイッチやメインディッシュなどもあります。昔ながらのピザ屋さんとは一味違って、今時の流行のカフェスタイルを取り入れ、みんなのニーズをしっかり考えている感じです。
こちらが、Bee Stingというピザ。トマト、ピリ辛フレッシュサラミ、バジル、とここまではマルゲリータに近いですが、さらにはちみつが入っていてこのお店の独特のピザとなっています。
クラフト感溢れるオープンなキッチン。
ロベルタズのレシピ本も発売されています。
Roberta’s
261 Moore St, Brooklyn, NY 11206 MAP
ウィリアムズバーグから奥へ入っていったイーストウィリアムズバーグやブッシュウィックのあたりと言えば、近年アーティストがとても増えてきているようで、街中もこんなアートでいっぱい。
ブッシュウィックなどいくつかのブルックリンのエリアは、住人の流出入など過渡期を迎えていますが、観光地化、ビジネス化されていない素朴な普通のニューヨークの姿を垣間見ることができます。
世界中のヒップスター達の憧れブルックリンな感じです。
普段、行動することのない範囲に行ってみると、また違ったニューヨークを発見することができます。こんな機会に、サンタコンに参加してみたり、あまり知らないエリアなどもちょっと訪れてみたりするのもおもしろいですよ。
ロベルタズのお隣にテイクアウトのお店もできました!
ブルックリンには他にも人気のピザ屋さんが並ぶ激戦区があります。