ロックフェラーセンタークリスマスツリー2020 鑑賞方法！今年はウィズコロナ特別ルール混雑時はバーチャルキュー制に

アメリカの秋の大イベントである感謝祭が終わり、街中がホリデーシーズンのデコレーションで美しく大変身している、ニューヨークです。そんな中、ニューヨークのホリデーシーズンの大人気スポット、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯式が、いよいよ明後日の12月2日午後8時から行われます。ただし、ウィズコロナの年である今年、2020年は、例年とは違い、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの特別な鑑賞方法のルールができました。
まずは、クリスマスツリーの点灯式は関係者のみとなり、一般の人々の鑑賞は、翌日の12月3日からとなります。そして、いつものように自由に動き回ってクリスマスツリーを見に行けるわけではなく、特定のビューエリアからソーシャルディスタンスをしっかり確保し、小グループ毎にクリスマスツリーを楽しむようになること、混雑時はバーチャルキュー方式が使用されることが発表されました。

ニューヨークのクリスマスツリーで最も有名なのが、ミッドタウンの5番街に面したロックフェラーセンターで、例年、ホリデーシーズンには、激混みの大人気スポットとなります。今年は。11月中旬に無事、2020年のロックフェラーセンターのクリスマスツリーが到着しましたが、まだ、パンデミック中ということで、今年はどんな感じでクリスマスツリーを見に行けるのか気になっていました。点灯式を、明後日の12月2日に控え、ウィズコロナの今、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの鑑賞方法について、ニューヨークの市長さんにより今日発表されました。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式は、12月2日午後8時から行われます。関係者のみのイベントとなり、その様子は、NBCで午後8時から10時まで放映されます。
今年の点灯時の様子は、こちらです。

Now I’m ready for my closeup. 🎄😉⠀
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Click the link in bio for tree viewing info — no tickets required! pic.twitter.com/fe2WnHteVX

— Rockefeller Center (@rockcenternyc) December 3, 2020

一般公開は、翌日の12月3日からはじまり、期間は1月初旬までです。時間は、午前6時から深夜0時までライトアップされます。
クリスマスの日だけは特別で、クリスマスツリーが24時間ライトアップされます。

今年は、ウィズコロナの特別ルールで鑑賞が行われます。
マスク必須で、6ft（約2m）のソーシャルディスタンスの確保など、どこでも当たり前となっているルールに加え、最大4人まで収容可能な丸いサークルエリアのポッドからツリーを鑑賞し、鑑賞時間は最大5分までとなっています。4人以上のグループでやって来た場合には、別のポッドに分かれての鑑賞となります。

空いていればそのまま鑑賞エリアに進むことができますが、多少混みだすと、鑑賞エリア前に行列ができ、さらに大行列となるような場合は、バーチャルキューが使用されます。

バーチャルキューといえば、年初に訪れた、ディズニーで大変だったスターウォーズの最新アトラクションのバーチャルキュー予約を思い出します。バーチャルキューとは、いわゆる、オンライン上での仮想行列のことで、実際にその場で並んでいる必要はないのですが、列に参加するために、まず会場へ行かなければいけません。会場についたら、QRコードをスキャンして、オンライン行列のバーチャルキューに参加し、予定時刻前になると SMS でお知らせがやって来ます。呼ばれてから、実際の列に並びます。

下の地図にあるように、今年のクリスマスツリーの鑑賞は、歩行者専用道路となる、5番街と6番街の間の 49ストリートと 50ストリートの南北4ヵ所からのみとなります。詳細は、こちらです。

(Rockefeller Center)

ツリー周辺のセンタープラザに立ち入りできなくなる他、ロックフェラーセンターから五番街へと通じている、チャンネルガーデン (The Channel Gardens) も、お店屋さんの利用者のみのアクセスとなり、そこからのクリスマスツリーの鑑賞はできなくなります。いつも自由に出入りできていたエリアの多くがアクセスできなくなるので、今年はかなり勝手が違うことになりそうです。