ロックフェラーセンタークリスマスツリー行ってきました！今年は意外と見やすいかも

ニューヨークのホリデーシーズンの定番人気スポット、ロックフェラーセンターに、今年2020年のクリスマスツリーが登場しました！ウィズコロナの今年、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー鑑賞の特別ルールが発表されていましたが、実際行ってみてどういう感じだったかを紹介します。
クリスマスツリーの点灯セレモニーは、12月2日に関係者のみで行われテレビ放映され、翌日12月3日から、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーのライトアップが一般公開され、早速たくさんの人がやって来ていました。マスク着用やソーシャルディスタンスの他、ツリー周辺エリアは閉鎖され、チャンネルガーデンは、お店屋さんを訪れる人のみになり、少し離れた特定エリアからのみ鑑賞できるようになっています。普段は、たくさんの人が色々な方向から自由自在に行き来して、雑然とした感じになっていますが、今年は、整然とした感じで、すっきりとクリスマスツリーを見ることができます。

ニューヨークで最も有名なショッピング街である、ミッドタウンの五番街は、毎年、ホリデーシーズンになるとホリデーウィンドウやキラキラ輝くイルミネーションをはじめホリデー気分溢れるデコレーションで美しく飾りつけられます。そんな五番街のホリデーデコレーションの主役が、1933年から恒例の伝統行事となっているロックフェラーセンターのクリスマスツリーです。今年、2020年のクリスマスツリーは、11月中旬に到着し、飾り付けされ、12月2日に点灯式が行われました。いよいよ昨日、12月3日に一般公開が始まりましたが、クリスマスツリーが美しく輝く夜、早速たくさんの人がやって来ていました。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーは、クリスマスに近づくと大混雑となる大変人気のスポットです。そのためロックフェラーセンター周辺の道路、5番街と6番街の間にある、49ストリートと50ストリートは、車両通行止めで歩行者専用道となり、クリスマスツリーやアイススケートリンクへの入り口があります。
ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見に行くときの入口への行き方は、交差点に、おもちゃの兵隊さんの案内がいますので、その矢印の方角へと向かいます。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリー鑑賞スポットの入り口へ向かうところには、みんながソーシャルディスタンスをとって並べるように、6フィート（約2メートル）間隔で円を描いた行列用の場所がしっかり準備されています。
さぁどんどんいらっしゃい！という、気合が感じられる、完璧な準備がされていますが、見ての通り、列は全然なく、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー鑑賞の特別ルールで発表されていた、バーチャルキューを使うこともなく、並び時間ゼロであっという間にクリスマスツリーの鑑賞エリアに入ることができてしまいました。夜になると警察官もたくさん動員して、とても気合を入れて対策を立てているロックフェラーセンターですが、例年に比べると、旅行者は少ないし、もしかして意外と簡単に見られるかも？という気もします。特に明るい時間は空いているので、並びたくない人は早めの時間がおすすめです。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの一番の混雑時間は、五番街沿い全体が美しくイルミネーションやライトショーで輝く夜です。夜になると一転、五番街には、ホリデー気分を楽しみにたくさんの人が集まってきます。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーも人気スポットですが、目の前にある、サックスフィフスアベニューのライトショーもとても人気のショーで、始まった瞬間、みんなが一斉にクリスマスツリーを忘れて、ライトショーに夢中になります。今年は、チャンネルガーデン内からは、ライトショーを見ることはできません。

サックスフィフスアベニューホリデーウィンドウ今年のテーマはニューヨークのホリデーシーズンの祝い方

ツリーのすぐそばのビューエリアへ行かなくても、五番街沿いからも、クリスマスツリーを見ることができます。
クリスマスツリーまで少し距離がありますが、今年は、チャンネルガーデンにあまり人がいないので、いつも以上によく見えて綺麗な写真が撮れます。5番街沿いにはたくさんの人が集中するので、写真撮影に夢中になっている人がいつもたくさんいます。そんな中、クリスマスツリーを正面から簡単に撮る方法は、サックスフィフスアヴェニューのライトショー中を狙うことです。みんな、ライトショーに夢中になっているので、その間に、存分にクリスマスツリーの景色を堪能することができます。週末やクリスマスに近づくと、例年とても混み合うので、早目の時期に訪れるのがおすすめです。

サックスフィフスアベニューの前から見た、ロックフェラーセンターとクリスマスツリー。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリーをもっと近くで見たい、という場合は、49ストリートと50ストリートに入り口がある、ツリーのビューポイントへ見に行きます。見学エリアは、アイススケート場の南と北のエリア、それとそれぞれの通り沿いの合計4ヵ所あります。夜は人気なので行列ができます。

こちらは、50ストリート沿いから見たクリスマスツリーです。スケートリンクの周囲の旗が美しくはためいていて、とても綺麗でした。

明るい時間帯はすいすい入ることができ、美しいアイススケートリンクとクリスマスツリーを見ることができます。

ちなみに、49ストリート沿いのアイススケートリンクの南側からは、こんなビューになっています。

スケートリンクの南側と北側の鑑賞エリアにも、ソーシャルディスタンスサークルが描かれています。鑑賞時間5分というルールがありますが、サークル数も少なく、みんな割とのんびりと楽しんでいるので、ここは行列になりやすいです。

今はまだ空いているので普通に見学できましたが、クリスマスが近づいて大混雑になってくると、先日紹介した、バーチャルキュー方式が使用されることになると思います。今ならゆっくりとツリーを見ることができるので、できるだけ早い時期に訪れるのがおすすめです。クリスマスツリーは、来年、2021年1月初頭まで飾られます。