さっぽろ雪まつりに行ってきました!さっぽろ雪まつりは、毎年2月上旬に、北海道の札幌で開催される、世界的にも知られる人気イベントで、今年、2020年は、さっぽろ雪まつりのメイン会場となる札幌の大通公園とすすきのでは 2月4日からはじまっています。雪や氷で作られた様々な雪像、氷像を見て回ったり、様々なショー、イルミネーション、北海道グルメなど様々な楽しみ方ができる見どころいっぱいのお祭りでした。
さっぽろ雪祭り
さっぽろ雪まつりは、北海道の札幌で、毎年2月上旬に開催される雪と氷のお祭りで、日本国内はもちろん、世界各国からもたくさんの人々がやって来る、冬の北海道の大人気イベントです。最初に開催されたのは、なんと1950年、今年で第71回目となる歴史あるお祭りです。今年は、2020年2月4日にはじまり、2月11日までの開催となっています。今回、珍しく冬の日本訪問ということもあり、さっぽろ雪まつりに初めてやって来ました。武漢発の新型コロナウイルスなど色々と心配な面もあったようですが、たくさんの人がマスク姿でやって来ていました。初めての参加だったので、例年との比較はできませんが、なかなかの盛況ぶりでした。今年は、積雪が少なかったようですが、お祭りに合わせて雪もしっかりと降り、期待通りの真っ白な美しい雪の世界を楽しむことができました。
メイン会場の大通公園には、大小様々な美しい雪像が登場し、それに合わせて様々な楽しいショーも色々と開催されています。
日本のお祭りといえばお楽しみはグルメの屋台です。魚介類をはじめ新鮮な食材が豊富な北海道らしい美味しそうな屋台がたくさん出ていました。さっぽろ雪まつりでは、北海道のご当地グルメも色々楽しめます。変わった所では、アイヌ料理のコーナーというのもありました。
メイン会場となっている大通公園の他、、札幌の中心部から少し離れた、コミュニティドームのつどーむも会場の一つとなっています。ドームの外の屋外の広場では、氷の滑り台など雪遊びが楽しめ、ドーム内にも色々とキッズが楽しめるスポットが用意されているファミリー向けの会場です。一足早く2020年1月31日からオープンしていたつどーむ会場ですが、イベントは、他の会場と同じく2月11日までの開催です。
日中も楽しいさっぽろ雪まつりですが、雪像が、美しくライトアップされる夜の雪まつりも見逃せません。巨大雪像があるステージで行われるプロジェクションマッピングのショーも見どころです。
メイン会場から歩いて10分程の札幌の夜の街、すすきのでは、芸術的な美しい氷の彫刻の数々も見ることができます。すすきの会場も、2月4日から2月11日までとなっています。氷の彫刻は、ニューヨークでもイベントなどで登場することがありますが、さっぽろ雪まつりでは、たくさんの芸術的な氷像が一堂に並び、圧巻でした。
以下、それぞれの会場の様子と見どころを紹介します。
大通公園
さっぽろ雪まつりのメイン会場となっているのが、JR札幌駅から地下鉄で南に一駅行った場所にある大通公園です。大通公園は、東西に長く伸びていて、途中に車道を挟んだ碁盤目状の大きな公園で、西端には、札幌のランドマークとなっている、さっぽろテレビ塔があります。公園内のそれぞれの区画毎に、西から東に1丁目から12丁目まで、テーマの異なった展示が行われています。
大通公園のほぼ中央に位置する7丁目には、巨大な美しい雪の宮殿が登場しています。ポーランドのワルシャワにある、ワジェンキ公園の水上宮殿をモデルに作られた巨大な雪像で、感動的に大きい美しい雪の像です。
誰もが知っている人気キャラクターの雪像もありました。本当に動き出しそうな生き生きとしたサザエさん。波平さんの雪像など注目してみてみると、眼鏡など細かいところまですごく上手にできていてびっくりしてしまいます。
こちらは、雪ミク。初音ミクのスノウバージョンで、北海道の応援キャラクターです。キャラクターグッズのお店には大変な行列が出来ていて大盛況でした。
札幌の大通公園は、今夏、東京オリンピックのマラソンと競歩の会場となります。
びっくりするほど巨大な雪像も見どころですが、それ以外にも、トトロのような可愛い雪像がたくさん飾られています。
雪が降ると、雪像にも雪が降り積もり、像の輪郭が消えてしまうので、雪かきが大変そうでした。雪に埋もれている、リラックマ。
さっぽろ雪祭りの初日に訪れたので、まだ製作途中で、完成していないセクションもありました。こちらは、世界各国からやって来た国際部門のコーナーです。真剣に黙々と作業している様子が見られました。完成図も合わせて展示されているのですが、完成が楽しみな凝った作品が色々ありました。
ミニ列車に乗るこんな楽しいコーナーも。迫力の顔に吸い込まれていきます!
ずっとミニ列車を追いかけていくと、シュシュポポと白い煙を上げながら、カップヌードルから登場です。面白い企業スポンサーのコーナーが色々ありました。
大通公園は、お昼間も楽しいですが、ライトアップとプロジェクションマッピングのショーが行われる夜も必見です。ただし、氷点下の北海道、相当冷え込むので、暖かくてして向かいましょう。
パリの凱旋門を背景にサラブレッドのプロジェクションマッピングのショー。迫力ある美しいショーでした。
中央のポーランドをテーマとした宮殿前では、ライブのピアノ演奏も行われていました。
アイヌの神話をテーマとしたプロジェクションマッピングのショーも行われています。近年、アメリカやカナダなど北米でも先住民の文化やアートが注目を集めていますが、北海道でもアイヌ文化に注目が集まっているようです。
巨大なフクロウが印象的なこちらのステージでは、ウポポイ(民族共生象徴空間)による、プロジェクションマッピングのショーが行われています。ウポポイ(民族共生象徴空間) は、北海道に、今春、新たにオープンする、国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園などからなるアイヌ文化を伝える新スポットです。
雪像がずらり。昨年は、ラグビーのワールドカップが日本で開催されたため、ラグビー関連キャラクターが多く見られました。意外と人気者だったのが毒舌のチコちゃんです。
昔、懐かしい アラレちゃんも人気者でした。
特に夜は極寒なので、人気なのが、ラムベースのホットカクテルでした。
会場には、スロープもあり、日本のトップレベルの選手たちによるスノボーやスキーの実演も行われています。
さっぽろテレビ塔のすぐお隣には、ライトアップされた美しいツリーのあるスケートリンクもあります。
大通公園 地図
つどーむ
札幌の中心部からは少し離れた会場が、北東の栄町と呼ばれるエリアにある、つどーむと呼ばれる札幌コミュニティドームです。ピカチューとたくさんの雪だるまが出迎えてくれます。さっぽろ雪まつり期間中は、大通公園からシャトルバスが出ています。地下鉄で移動することもできます。
つどーむの隣の広場では、のびのびと雪遊びが楽しめるようになっていて、ファミリー向けの会場です。
人気のコーナーが、ゴムボートに乗って滑り下りるスライダーです。例年は、もっと巨大なスライダーのようですが、今年は雪不足だったため少し小さめとなっている模様。この他、雪上車に引っ張られていくちょっとしたスリルライドなど、いくつかのアトラクションがあります。
みんなで雪にはまって記念撮影できる、楽しい写真スポットもあります。
ドーム内にもキッズ向けの遊び場が色々用意されています。ドラえもんの映画の歴代ポスターなど面白い展示もありました。グルメコーナーもいっぱいです。
つどーむ 地図
すすきの
札幌の夜の街と言えば、飲食店が立ち並ぶ歓楽街のすすきのです。そんなすすきのもさっぽろ雪まつりの会場の一つとなっています。すすきのの目玉となっているのが、アートな氷像です。美し過ぎる素晴らしい作品がずらりと並んでいます。
北海道、札幌の有名スポットの一つ、札幌時計台の氷の彫刻。
札幌でお馴染みのサッポロビール。サッポロビール博物館や工場も札幌の人気観光スポットになっています。
お魚やカニ、貝が氷の中に閉じ込められている、こんなインパクトがある作品もあり楽しめました。
すすきの 地図
さっぽろ雪祭り は、2月11日まで開催されています。一度は訪れたい楽しい冬イベントでした!