アンコール遺跡群アドベンチャー映像天空の城ラピュタの世界を体験！人気寺院を動画で紹介

カンボジアのアンコール遺跡群は、アドベンチャー感満載のとても楽しい旅行先です。天空の城ラピュタのモデルになったと言われている幻想的な世界も体験できます。
世界的にもよく知られるアンコールワットは、カンボジアのシエムレアプにあるスケールの大きなクメール王朝の遺跡です。周辺の数多くの寺院と共に「アンコール遺跡群」として、世界遺産になっています。アンコール遺跡群の中で最も有名なのが、アンコールワットですが、実はそれ以外にも、感動の寺院がたくさんあります。大木に覆われた寺院、水に囲まれた寺院、クメールの微笑みと呼ばれる観音様の顔像や女神のデヴァター像など魅惑の彫像がある寺院、そして、天空の城ラピュタの世界を体験できる幻想的な寺院など、どれもバラエティに富んだ魅力的な寺院で、おすすめのスポットがたくさんあります。アンコール遺跡群で最も人気がある10以上の寺院を巡った様子を動画で紹介します。

アンコールワットで知られる、アンコール遺跡群は、世界遺産に登録されている遺跡です。9世紀から15世紀初期頃まで、現在のカンボジアを中心に、東南アジアの広域を支配した、クメール王朝により築かれた数多くの巨大な寺院の遺跡により構成されています。

密林の中に聳え立つ壮大でミステリアスな遺跡巡りは、アドベンチャー感と歴史浪漫が楽しめ、カンボジアはもちろん、東南アジアでも屈指の人気観光スポットとなっています。

有名なアンコールワット以外にも面白い感動的な遺跡が数多くあるので、色々な寺院を巡ってみるのもおすすめです。

アンコール遺跡群で最も印象的なのが、朽ち果てた遺跡に絡みつく生命力豊かな大木の姿です。
そんなシーンが、映画の『トゥームレイダー (Tomb Raider)』に登場したことでも有名な、タ・プローム (Ta Prohm) をはじめ、プリヤ・カーン (Preah Khan)、タ・ソム (Ta Som)、ベンメリア (Beng Mealia) など様々な寺院で見ることができます。

中には、ウエディング写真の撮影にやって来ているカップルもいたり、絵になるシーンが色々あります。
こちらは、大木が、タ・ソムの門をすっぽりと美しく包み込んでいる光景です。

アンコールワットをはじめ周囲にお堀がある寺院もありますが、中には、池の真ん中に築かれた水に囲まれた珍しい寺院もあります。ニャック・ポアン (Neak Pean) は、小さな島にあり、広い池に浮かぶ長い遊歩道を歩いて渡り訪れます。島の中心、中央祠堂のまわりも池になっています。

数あるアンコール遺跡群の中で最もアドベンチャー気分が楽しめるのが、少し離れた場所にある、ベンメリア (Beng Mealia) です。崩壊した巨大な石がゴロゴロしている、廃墟感漂う遺跡で、天空の城ラピュタの世界を彷彿とさせます。

クメール王朝は、もともとは、ヒンドゥー教を信奉していましたが、後に、ヒンドゥー教に仏教が混じり合いながら仏教へと移行していきました。そんな経緯もあり、寺院には、ヴィシュヌなどヒンドゥー教の神と仏像が混在しています。また、乳海攪拌など古代インドの叙事詩、マハーバーラタやラーマーヤナのシーンをモチーフにしたもの、クメール王朝の戦勝のシーンを描いた歴史的なシーンを描いた壁画もあります。そんな像や壁画を見て回るのも面白いです。中には、現在も現役の寺院もあり、地元の人達がお祈りにやって来ている場所もあります。
こちらは、プリヤ・カーンにある観音様を描いたデバター像。歴史的な彫像ですが、お供えものがされています。