ニューヨーク、ダウンタウンの定番クリスマスツリースポットの一つが、シーポートディストリクトです。シーポートディストリクトは、イーストリバーに面していて、かつてニューヨークの歴史ある港である、サウスストリートシーポートがあった場所です。その周辺には、有名な魚市場、フルトンフィッシュマーケットがあったりと活気があった歴史的なエリアで、そんな当時の雰囲気を残したレンガ造りの建物や石畳の道など保存されながら、リノベーションにより最新のショッピングエリアになっています。メインストリートであるフルトンストリート沿いには、巨大なクリスマスツリーとメノラが飾られていて、それに合わせてキラキラと光のホリデーデコレーションもされています。
シーポートディストリクトは、フルトンストリート沿いにあり、最寄り駅は、フルトンストリート駅です。フルトンストリートからは、ちょうど道の真中にワンワールドセンターがすっぽりと入って見えます。
ワンワールドトレードセンターからまっすぐフルトンストリートを東の方へ歩いて行くと、シーポートディストリクトに到着です。
シーポートディストリクトのクリスマスツリーが見えてきました!
早速、大通りの一番目立つ場所に飾られています。この日は、たくさんのスクーターが集結していました。ニューヨークでは、以前は、スクーターを見かけることはあまりありませんでしたが、レンタルの Revel をはじめ、コロナで、すっかり利用者が増えてきているように感じます。
ライトとシルバーのボールのオーナメントだけのシンプルな飾りですが、美しく輝いています。
アウトドアダイニングスペースの周りにも小さなクリスマスツリーが並んでいます。
そんな小さなクリスマスツリーをバックにメノラも飾られています。
人気の独立系本屋さんのマクナリージャクソン や サラ・ジェシカ・パーカーの靴屋さんなど小さなお店屋さんが入っている、レンガ造りの建物と道の石畳には、氷の結晶のライトアップがされていて、幻想的な雰囲気になっています。ショッピング以外では、写真展も行われていて、VIEWFINDER と題された写真のグループ展が、1月末まで開催されています。
シーポートディストリクトの中心的存在となっているのが、リノベーション後、2018年にオープンした ピア17 です。
ピア17では、現在、ルーフトップには、アウトドアバー&ダイニングスポットの The Green が登場しています。
ピア17の桟橋に停泊している、かつての港を彷彿とさせる歴史的な船。こうしてみるとカッコいいです。
ピア17の裏手のウォーターフロントへ行ってみると、イーストリバーに架かる、美しいブルックリンブリッジの夜景が楽しめます。
フルトンストリートとウォーターストリートの交差点には、夜になると輝きを増す、サイケデリックカラーのパブリックアートが登場しています。
こちらは、Ziggy と題された作品で、昨年の Flatiron Public Plaza Design Installation の賞を受賞し、昨年のホリデーシーズンには、マディソンスクエアパークの隣にある、フラットアイアンパブリックプラザに飾られていました。今年は、シーポートディストリクトの目の前の場所に飾られています。何だろうと思わず覗き込んでしまう楽しい雰囲気のオブジェです。
マディソンスクエアパークでは、今年も美しいクリスマスツリーと、フラットアイアンパブリックプラザに新しいアート作品が飾られていて、こちらで紹介しています。
ダウンタウンでは、ブルックフィールドプレイスとオキュラスもクリスマスデコレーションの定番スポットでおすすめです。