アメリカ、サンディエゴの見逃せない人気観光スポット、シーワールド・サンディエゴ (SeaWorld San Diego) へ行ってきました!シーワールドサンディエゴは、海洋生物の保護や研究にも力を入れているテーマパークで、広い園内では、シャチやイルカをはじめ様々な海洋生物の生態について観察や体験を通じて学ぶことができ、またスリル満点の絶叫ジェットコースターも一緒に楽しむことができます。
シーワールド・サンディエゴ
シーワールドは、1964年に、サンディエゴでオープンした、海洋生物をテーマとした、とても有名なテーマパークです。現在では、カリフォルニア州サンディエゴの他、フロリダ州のオーランドやテキサス州のサンアントニオにもあります。シーワールドの園内では、楽しいショーを見学したり、普段見られない動物たちの生態を見たり、餌をあげることができたり、イルカやペンギン、ベルーガなど可愛すぎる人気の海洋生物たちと身近に触れ合うこともできる、動物好きには、夢のようなテーマパークです。
シーワールドサンディエゴ (SeaWorld San Diego) があるのは、カリフォルニア州サンディエゴのダウンタウンから車で北に10分程行ったところにある、海沿いの「ミッションベイ」(Mission Bay) と呼ばれるエリアです。シーワールドサンディエゴの駐車場は、テーマパークに隣接してあり、普通車の一般駐車場の利用が $25 となっています。
サンディエゴのシーワルドは、さすがに園内が広く、見どころ盛りだくさんです。様々なショーやインサイドルック (Inside Look) と呼ばれる動物たちの観察タイムがあり、子供から大人まで夢中になって見てしまう、動物好きのためのテーマパークです。シーワールドは、実はそれだけでなく、遊園地としてのアトラクションも想像以上に揃っていて、スリリングなジェットコースターや子供たちが遊べるキッズコーナーなどもあり、丸一日かけて、または2日間に渡っても楽しめるテーマパークです。
シーワールド・サンディエゴ チケット・入場料
シーワールドのチケットは、こちらの チケットページ から、事前に購入して行くと割引料金になります。一日券で、ショーやアトラクションなどほとんどがカバーされています。
また、もっとお得にサンディエゴを楽しみたい人は、サンディエゴの観光パス を利用するのもおすすめです。シーワールドに加えて、サンディエゴの観光スポットもお得に楽しめます。
イルカやベルーガと触れ合って遊ぶ、Dolphin Encounter ($99) や Beluga Whale Encounter ($79) を体験したい場合は、別料金となります。
シーワールド・サンディエゴの園内の主な見どころを紹介していきます。
イルカ Dolphine
シーワルド・サンディエゴの人気のショーの一つは、何といってもイルカショー、Dolphin Days です。イルカの背中に乗って華麗に水の中をジェットで進んで行く様子は、カッコよく、ただただみんな羨望のまなざしで見守ってしまいます。
シーワールドのショーでは、一般人の参加する部分もあり、この時間がなかなか面白かったりします。参加したいと手を挙げた勇敢なキッズが選ばれ、可愛いイルカに近づけて喜んでいる、微笑ましい様子が見られます。でも、ショーはほのぼのと終わることはなく、オチがありますので、もし、シーワールドを訪れて、ショーで我こそは、と前に出ていくことがあればお気を付けください。会場中が思わず沸いてしまう、ビックリが待っています。
可愛いイルカに会えるのは、ショーの会場だけではありません。ドルフィンポイント (Dolphin Point) という、可愛いイルカを観察するだけでなく、イルカと握手したり、本当に触れ合う体験をすることもできるプログラムに参加することもできます。イルカって本当に賢いって、感動してしまう、可愛くて素直なイルカとの触れ合いは一生の思い出になります。
シャチ Killer Whale
キラークジラ (Killer Whale) は、オルカ (Orca) とも呼ばれますが、いわゆる「シャチ」のことです。シャチのインサイドルックは、とても人気のあるコーナーで、小さいエリアにも関わらず、とてもたくさんの人たちが訪れていました。シャチをこんなに間近に見ることって、そうそうできないと思いますが、そんな初めての体験がここでできます。水の中にいるシャチが、ワンちゃんに微笑みかけているようで、とても可愛いシーンでした。シャチたちの可愛い様子がたくさん見られて癒されます。
水の中でリラックスして見せていた可愛らしいシャチの様子とは、打って変わり、ショーの時間になると、シャチはスーパーアクロバティックな演者に変身します。巨大な劇場で行われる Orca Encounter のショーでは、シャチの驚くほど高々と飛ぶジャンプと大きな体で雄大に泳ぐ美しい姿が見られます。
アシカ Sea Lion
Sea Lion & Otter Amphitheater で行われるのは、シーライオン (Sea Lion) こと、アシカ君のショーです。愛嬌のあるアシカ君が登場するコミカルなショー、シーライオンライブ (Sea Lions Live) もシーワールドの人気のショーのひとつです。アシカ君が自動販売機でジュースを買っています?!
みんなにご挨拶する、アシカ君が可愛くて、もうみんなのアイドルです。
劇場の外には Sea Lion Point という、間近でアシカを観察したり、餌をあげたりできるスポットがあります。可愛いアシカ君のために、餌を購入して、アシカ君目指して餌を投入してみるのですが。。。
あれあれ?!餌が奪われちゃいました!
ここには、アシカ君の宿敵、鳥くんが漂々とスタンバって常に餌を狙っています。信じられないほど機敏で、誰が餌を持っているかという人間観察能力にも優れた非常に優秀な鳥で侮れません。
みんななんとかこの鳥の目を盗んで、アシカ君目掛けて一生懸命餌をあげるよう頑張ります。
北極 Wild Arctic
シーワールドは、動物を見たり、触れ合ったりするばかりだけでなく、時々面白いアトラクションにも乗ることができます。
Wild Arctic は、北極へのライド体験と一緒に、北極の海洋生物の観察もできる、楽しいアトラクションです。ライドは、ハラハラドキドキしながら、北極の基地へと向かいます。
そして、思いがけず、こんな可愛いベルーガにも出会えます。ベルーガが大笑いしているみたいで、可愛すぎです。もうずっと見ていたいくらい癒しの存在でした。
水の中を見ていると、おぉー!!子供たちが思わず見上げてしまう、ビックリするほど巨大な体の生き物が目の前にやってきました。
な、なに?!と思ったら、英語では、Walrus と呼ばれる、セイウチでした。セイウチは、とても立派な牙を持っています。
サメ Shark Encounter
お次は、シーワールドのインスタ映えスポット、シャークエンカウンター (Shark Encounter) です。どの水族館でも最近大人気になっている、大きなサメが泳いでいる水中トンネルです。
ウミガメ Turtle Reef
お馴染みの海亀のいる、タートルリーフ (Turtle Reef) です。シーワールドでは、ダイバーが海亀に餌をあげている様子や、カメの甲羅をお掃除している姿まで見ることができます。
カメに餌をあげていると、その餌めがけて、大群の魚たちもやってきます。この光景がなんとも美しい光景で、水槽の中が一瞬で黄色のお魚の大群でいっぱいになります。
ペンギン Penguin Encounter
シーワールドの人気者、ペンギンさんに会える、Penguin Encounter です。とても人気のペンギンのコーナーで、ペンギンもいっぱいいますが、人間もいっぱいです。ゆっくり観察したい場合は、後ろがおすすめ。
とてもよくできたペンギンコーナーで、最前列は、動く歩道になっているので、強制的に一番前の人々は動いていくので、誰もが一番前に行くことができ、ペンギンを近くに見ることができます。バシャバシャ元気に泳いでいるペンギンの姿や、お腹を空かせて、餌を一生懸命もらっているペンギンの姿などを目の前に見ることができます。
ラッコ Otter Outlook
オッター・アウトルック (Otter Outlook) には、可愛いラッコがいます。ちょうどお食事中で忙しそうでした。
この他、タコやカニのコーナー、淡水魚の水族館 (Freshwater Aquarium) などもあります。
Explorer’s Reef
サンディエゴのシーワールドの入場口を入ってすぐのところに、触れて楽しむことができるコーナー、Explorer’s Reef があります。
恐る恐る手を水の中へ入れてみると、小魚たちがわぁーとやってきて、手をつんつんしていきます。この小魚たち、実は人間の肌の角質層を食べるんです。
サメの子かと思ってしまった、こんなお魚さんもいたり。
お馴染みのエイに触れるコーナーがあったりして人気になっています。入り口のすぐそばにあるので、シーワールドに来た瞬間、すぐ行きそうになってしまいますが、園内のスケジュールのあるものをすべてこなした後に、ゆっくりと時間が空いた時にやってきます。
電気うなぎ Electric Eel
シーワールド・サンディエゴには、思わず目を見開いてしまう、絶叫系のジェットコースターもあります。現在、シーワールドで、最大、最速のジェットコースターが、Electric Eel です。水の生き物たちにあったり、ショーを見たりする場所だと思ってやってくると、こんなスリリングな遊園地のアトラクションまであり、なかなかびっくりします。Electric Eel は、真っ逆さまにひっくり返る系のジェットコースターでグルグルグルグルする悲鳴もののライドです。
マンタ Manta
Electric Eel みたいにグルグル回転はしますが、割と低い位置でスピードを楽しむジェットコースターが、巨大エイのマンタをイメージしたジェットコースター、Manta です。美しいフラミンゴたちが生息しているすぐそばをバーっと走り抜けていく、その不思議なギャップの体験も面白いです。
最新のコースターは、Tidal Twister です。さらに、カリフォルニア州で最大、最長、最速のジェットコースターとなる Mako のオープンも予定されています。ジェットコースター好きの人は益々楽しめるようになりますね。
急流下りShipwreck Rapids
遊園地で体験したことがある人も多いと思いますが、シーワールドにも急流下りのアトラクション、Shipwreck Rapids という乗り物があります。川の水はそこそこ激しく見えますが、乗り物自体には安定感があり、意外と平和に乗りこなせます。
そんな穏やかな楽しい時間も束の間、実はこのアトラクション、通りすがりの通行人の参加型で、ボートがやってきたときに、水を発射させることができるのです。25セントを払って好きなように水を発射させることができるのですが、そんなことをする人はそうそういないだろう、と思いきや、これが結構いるんですね(笑)
見ず知らずのボート乗船者の皆さん、かなりの水を浴びせられていました。夏は気持ちいいと思いますが、冬は少し寒いかも。
シーワールドはそんなゲームのような仕掛けを作っていますが、びしょ濡れになってしまった人々の救済手段もきちんと用意しています。川下りを終えて、出てきたところにすぐ、全身ドライヤーを用意しています。ただし利用料は1回6ドル。シーワールドしっかりしています。
Tentacle Twirl
ぶらぶらしたブランコに乗って、宙に浮いてグルグル回るアトラクションです。単純な仕組みとはいえ、風を切って、グルグルブランコで空を飛ぶ体験は楽しいです。夕暮れ時に乗ったので夕日がとっても綺麗でした。一人乗り用と二人乗り用のブランコがあり、並ぶ列が分かれているのですが、二人乗りの方が断然人気があるので、時間短縮したい場合は、一人乗りの列に並ぶといいかも。
セサミストリート Sesame Street Bay of Play
サンディエゴのシーワールドには、とても可愛いセサミストリートの遊び場もあります。夏は子供たちでいっぱいになりそうな噴水のエリアや、
子供たちが大好きな元気いっぱいに走り回れる遊具いっぱいの公園のような場所もあります。
シーワールドには、各エリアにそこならではのお土産ショップがあり、可愛いぬいぐるみやグッズなどが売っているのですが、ここセサミストリートもとても可愛いお土産ショップがあり必見です!
シーワールドの園内には、子供たちが喜ぶ遊園地のアトラクションも色々あります。
Abby’s Sea Star Spin という、回るコーヒーカップの乗り物や、
可愛いエルモの飛行機ライドも。
前に後ろにスイングするこんな乗り物など、そこまで怖くはないけど、なかなか楽しめる乗り物がいっぱいです。
シアター
シーワールドは、アウトドアで遊ぶところが断然多いですが、シアターのような室内でゆっくりできるところもあります。一日中遊びまわって、日も暮れかかってきたときにやってくると、ゆっくり休めていい感じです。
シーワールドでは、可愛い動物たちに会ったり、楽しいアトラクションを体験したりと、たくさん楽しい時間を過ごすことができますが、実は、シーワールドはただ楽しませてくれるだけの場所ではありません。
シーワールドの大きなミッションの一つは、生き物たちを救うことにあります。サンディエゴやフロリダ州オーランドは、海に近い水辺ということもあり、海亀やマナティーなどが怪我した状態で発見されることも多いそうです。そんな時に頼りになるエキスパートがいるのが、このシーワールドです。海の生き物のための専門設備のあるシーワールドでは、怪我をした海の生き物が見つかると、よく連絡を受けるそうです。このシアターでは、そんな救出やリハビリの様子を紹介したドキュメンタリー映像を見ることができます。
ベイサイドスカイライン Bayside Skyline
サンディエゴのシーワールドは、水辺に近いベイサイドにあります。そんな立地ならではの楽しいアトラクションが、ベイサイドスカイライン (Bayside Skyline) です。ゴンドラに乗って、空中散歩を楽しむことができます。シーワールド・サンディエゴには、ゆったりと綺麗な景色を楽しむことができる乗り物が二つあり、一つがこのベイサイドスカイランで、もうひとつは、空中展望エレベーターです。この景色を楽しむアトラクションは、ファミリーたちにも人気があるのですが、それぞれの乗り場でエキストラの料金(5ドル)がかかります。シーワールドへ一日しか訪れない場合は、他のものをこなすだけで精一杯で、この景色のアトラクションまで乗る時間はないかもしれませんが、時間に余裕があればおすすめです。
見どころたっぷりなので、まず入場時に配られる園内マップにあるショーの時間とインサイドルックのスケジュールをチェックし、その時間に合わせ、その他の場所を回って行くのがおすすめです。事前にマップを確認したい人は、こちら からダウンロードできます。
シーワールド・サンディエゴのチケットは オンライン で事前に購入していくとディスカウントになります。または、サンディエゴを色々観光する人は、サンディエゴの観光パス を利用するととてもお得に回れておすすめです。
シーワールド・サンディエゴ SeaWorld San Diego
500 Sea World Dr, San Diego, CA 92109 地図
サンディエゴのおすすめ観光スポットはまだまだいっぱいあります!楽しいサンディエゴ旅行を♡