ニューヨーク 20周年目の9月11日 深夜まで一日中大賑わいの911メモリアル ワールドトレードセンター

アメリカは、昨日、2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロ事件から20年目を迎え、事件の中心となった、ニューヨークのワールドトレードセンター跡に建てられた、911メモリアルをはじめ、アメリカ各地で、犠牲者を偲ぶセレモニーが行われました。昨年は、パンデミックの真っ只中だったため、参加者が多くならないように、規模を縮小して開催されていましたが、今年は、すっかり復活し、歴代大統領をはじめ多くの人々が追悼式典に参加しました。今年は、9月11日が、週末の土曜日に重なったことと、さらにワクチン接種が進み多くの人々が、通常に近い生活ができるようになって来たこともあり、驚くほど多くの人々が911のメモリアルに訪れました。ニューヨーク周辺の人々はもちろん、旅行者も多く、9月11日は式典終了後の夕方から、追悼の二本の青い光線が夜空を照らす、トリビュート・イン・ライト (Tribute in Light) が輝き、深夜までたくさんの人が、ワールドトレードセンター周辺に集まっていました。

ニューヨークでは、9月11日に、旧ワールドトレードセンタービルの跡地に建てられた、911メモリアルで、犠牲者を追悼する恒例の式典が、朝早く開催されました。パンデミックのため、昨年は、参加者が多くならないようにとひっそりと開催されましたが、今年は、20周年目ということもあり、例年以上に、盛大なセレモニーとなり、バイデン大統領をはじめ、オバマ夫妻、クリントン夫妻など歴代大統領も参加しました。8月に開催された セントラルパークでのホームカミングコンサート の最後を飾る予定だった、絶大な人気を誇る Bruce Springsteen も参加し、歌を披露していました。
911メモリアルは、早朝から午後3時までは、遺族をはじめ関係者のみでしたが、午後3時以降は、一般に開放され、とてもたくさんの人がやって来ていました。

911メモリアルには、旧ワールドトレードセンターの北棟と南棟を模した、二つの四角い池があり、その周囲には、犠牲者の名前が刻まれています。普段も、花などがポツリポツリと飾られていますが、9月11日には、毎年、お花でいっぱいになります。

アメリカ国旗もたくさん並び、他にも色々な旗が飾られているのが見られます。

毎年9月11日には、警察や軍をはじめユニフォーム姿の人たちも多くやってきます。911の事件の際、ビルの倒壊により、警察や、救急、消防士など現地にかけつけ救助活動を行った人々も巻き込まれ、多くの犠牲者がでてしまいました。

911のメモリアルの日は、独立記念日同様、アメリカ国旗を身にまとっている人もよく見かけます。

この日は、ギフトショップの列が絶えないほど大繁盛です。

昨年のビックリする程閑散とした状態の 911メモリアルが、嘘のように復活しています。

911メモリアル with コロナの今 再開後いつにも増して静粛なワールドトレードセンター周辺

ワールドトレードセンターにある消防所、FDNY Ten House では、セレモニーが行われていました。

FDNY Ten House の壁には、ワールドトレードセンターの事件を描いた巨大な銅製の彫刻が描かれていて、この日は、警備の人が両サイドから守っていました。

9月11日は、消防士や警察の人たちが、犠牲となってしまった故人を偲んで飲む日でもあります。消防車近くのアイリッシュパブ、O’Hara’s は、激混みです。

911メモリアルが激混みだったのは、日中だけではありません。夜再び訪れてみた所、夜遅いにも関わらず、たくさんの人がやって来ていました。昨年は、突如、コロナが世界中を席巻し、多くの犠牲者を出すなど、大なり小なりトラウマ的な体験をした人が多いと思います。そんな異常事態から脱しつつある現在、パンデミックによる犠牲者への想いを911事件と重ねていた人もいたのかもしれません。夜遅くまで本当に多くの人が911メモリアルへやってきていました。

もう真夜中の12時だというのに、この様子です。バグパイプ隊の演奏が行われ、多くの人が聞き入っていました。

9月11日の夜に、恒例となっているのが、トリビュート・イン・ライト (Tribute in Light) です。2棟の旧ワールドトレードセンターを模した、青い光が夜空を美しく照らします。ライトアップの場所は、ワールドトレードセンターから少し南の方にあります。

そして、今年から新たにライトアップに加わったのが、St. Nicholas National Shrine です。この教会は、以前、ワールドトレードセンター周辺にありましたが、事件に巻き込まれ、倒壊してしまいました。そんな教会の再建が、昨年発表され、現在は、まだ工事中ですが、一足早くライトアップが行われています。

911事件、そして直近のパンデミックなど、世界では、様々な出来事が起こりますが、生きていることに感謝し、日々普通に生活する時間すらも尊く感じられるようになります。

911メモリアルの20周年目を迎えた 9月11日の様子です。真夜中まで人が途絶えることなく、驚くほどたくさんの人々が訪れました。

911メモリアルミュージアムでは、911事件の詳細を振り返ることができます。

911メモリアルミュージアム 見どころ 見逃せない観光ポイント徹底紹介!

ニューヨーク 20周年目の9月11日 深夜まで一日中大賑わいの911メモリアル ワールドトレードセンター was last modified: 9月 13th, 2021 by mikissh