なんと金利9.62%!アメリカの低リスク インフレ連動預金用債券 Series I Savings Bonds 最高利率更新

アメリカでは、ここしばらく40年来レベルのインフレが続いていますが、そんな中、最近注目を集めているアメリカ財務省による低リスクのインフレヘッジ預金用債券、Series I Savings Bonds です。I-Bonds は、年に2回、5月と11月に、半年間の金利とインフレ率に応じて、利率が変更され、前回11月の更新では、7.12% となり話題になりましたが、今回5月の更新では、さらに上昇し、9.62% となりました。今後2022年10月までに購入すれば、少なくともその後6ヵ月間は、9.62% の半分、4.81% の利回りが保証されます。

アメリカをはじめ、世界各国政府は、パンデミックの経済対策として、大規模な金融緩和、経済刺激策を行って来たこともあり、株式、不動産をはじめあらゆる資産がバブルのような状態になっていましたが、その他、サプライチェーンの問題やロシアによるウクライナ侵攻などにより、実体経済にもインフレという形で波及し、アメリカでは、1970年代以来となる40年振りの高いインフレ率となっており、ここ数ヵ月、毎月上昇を続けています。

アメリカ インフレ さらに加速!4ヵ月連続40年振りの記録更新 3月の消費者物価指数 CPI 8.5%

パンデミックの終わりも見えはじめ、通常化が進む中、インフレを抑えようと、FRB によるフェドレートの利上げが、先月からはじまり、さらに今日50bpの利上げが行われ、今後、さらなる急速な金融引き締めが予想され、株式市場をはじめ金融マーケットは不安定になって来ています。一方、預金やCDの利率も、これまでゼロ金利の影響で、ゼロに近い数字となっていて、どこに短期的な預金を置いておくか困りものでした。

そんなインフレの現在、注目を集めているのが、アメリカ財務省が提供している、インフレヘッジ預金用債券の Series I Savings Bonds です。利率が、半年間の金利とインフレ率のベンチマークとして都市部の消費者物価指数(CPI-U) に応じて変更されます。昨年2021年11月は、年利7.12%となり、話題になっていましたが、今回2022年5月は、さらに上昇し、年利9.62% となりました。金利部分は 0% ですが、インフレ率が 9.62% となっています。4月末までに購入した人は、前回の7.12% と合わせて、年利8.37% となり、一万ドル当たり837ドルの利子が付くことになります。
一年間に購入できる限度額があり、無制限に購入できるわけではありませんが、ほぼリスクなしで高利率となるので、短期預金の預け先を模索している人には良い候補になると思います。

ところで Series I Savings Bonds ってどんなもの?の詳細については、こちらで紹介しています。

I Savings Bond って何?インフレ時におすすめ 現在年利7.12% 預金的に使えるインフレ連動アメリカ国債

インフレで最近本当にアメリカの色々なものの値段が高騰しています。
こんなときは、お得にお買い物する方法など、この機会に利用してみるのもおすすめです。

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なんと金利9.62%!アメリカの低リスク インフレ連動預金用債券 Series I Savings Bonds 最高利率更新 was last modified: 5月 17th, 2022 by mikissh