シャーク NY アメリカ自然史博物館 サメがテーマの新特別展 Sharks スタート!

ニューヨークの人気自然科学ミュージアム、アメリカ自然史博物館では、サメをテーマとした新しい特別展、シャークス (Sharks) が開催されています。まるで海の中にいるような幻想的な雰囲気の会場で、4億年以上もの昔から地球上に生息し、人類との関係も深く、恐れられる存在である、サメの種類、生態、歴史など様々な側面から学べ、実物大の模型、化石、美しい映像やインタラクティブなゲームなどで楽しめるようになっていて、小さな子供たちにも人気の展示となっています。

ニューヨークのアッパーウエストサイドにあるアメリカ自然史博物館では、サメをテーマとした新特別展、シャークス (Sharks) が、先日、2021年12月15日からはじまりました。

会場となっているのは、3階の正面左手(南側)にある爬虫類・両生類ギャラリーの奥にある特別展ギャラリーです。

会場に入ると、まるで深海のような雰囲気の中、サメたちが近くを泳いでいったりと幻想的な空間が広がっています。

最初に登場するのが、世界最大のサメ、ジンベイザメ (Whale shark) の巨大な模型です。

最近のイベントで欠かせないのが、絵になる写真撮影スポットです。ジンベイザメの向かいに飾られている、巨大なサメの口も人気撮影スポットになっています。こちらは、数千年前から数百年前に生息し、絶滅してしまったとされる、メガロドン (Megalodon) の顎の模型です。メガロドンは、海のティラノサウルス (T-Rex) とも呼ばれ、史上最大級のサメとして知られています。そんな巨大なサメが、なぜ絶滅してしまったかは、こちら の映像などで紹介されています。

会場には、様々な種類のサメの実物大の模型が展示されています。4億年以上前から地球上に生息するというサメですが、現在では、なんと1000以上もの種類が確認されています。

そんな模型と共に、パネルでは、進化の歴史や生態などサメの様々な側面について紹介しています。

電磁派、低周波の音など人間が感知できないものを感じることができたり、生物発光 (Bioluminescence) するサメがいたりなど、知っているようで全然知らなかったサメの色々なことを学ぶことができます。

今回の展示で最も注目を集めていたのが、まるで自分たちが今海の底にいて、すぐそこを色々な種類のサメたちが泳いでいくような感覚になる、巨大なスクリーンの映像作品です。

スクリーンの前には、椅子が用意されていて、美しい海中の世界感に浸ってしまい、いつまでも見入ってしまう面白い展示でした。

サメだけでなくサメに近い種のエイも一部紹介されています。巨大なマンタが泳いでいる美しい姿も登場。

ハンマーヘッドシャーク (hammerhead shark) になった気分で、獲物を捕まえるゲームに夢中になっています。インタラクティブですが、今ならではの非接触で楽しめる展示も用意されています。

幻想的なサメの特別展、シャークスは、もともとは、2022年夏までの開催予定でしたが、1年間延長され、2023年9月4日まで開催されています。
アメリカ自然史博物館による紹介映像は、こちらです。サメについてもう少し知りたいという人は、例えば、こちら の映像などもよくまとまっています。

色をテーマとしたカラフルな特別展、The Nature of Color は、12月初旬で終了となりました。

2022年1月9日までは、アメリカ自然史博物館のホリデーシーズンの名物、折り紙ツリーも飾られています。

アメリカ自然史博物館 クリスマスツリー 2023 折り紙飾りが美しい芸術のクリスマスツリー

アメリカ自然史博物館は『ナイトミュージアム』の舞台にもなった、ニューヨークの人気のミュージアムです。
年末年始、1/2 までずっと毎日オープンすることになりました。シティパス も使えます。
アメリカ自然史博物館の詳しい見どころはこちらです。

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シャーク NY アメリカ自然史博物館 サメがテーマの新特別展 Sharks スタート! was last modified: 8月 21st, 2022 by mikissh