アメリカでもとても人気の高い、シカゴの水族館、シェッド水族館 (Shedd Aquarium) は、シカゴの有名ミュージアムが集まっているミュージアムキャンパスにあります。隣接してフィールドミュージアムとアドラープラネタリウムもあり、週末には家族連れでとても賑やかなエリアとなります。この日は、わりと遅い時間に訪れたにも関わらず、チケット売り場は行列ができるほどの大変な人気ぶりでした。

シェッド水族館

シェッド水族館 (Shedd Aquarium) は 1930年にオープンした、シカゴの歴史ある水族館です。クラシカルな趣のある建物の水族館で、歴史的建造物 (National Historic Landmark) 、歴史登録財 (National Register of Historic Places) に登録されています。現在でもアメリカでトップレベルの人気水族館ですが、昔は、シカゴという内陸の都市に巨大な海水の水槽がある水族館が登場し、多くの人を驚かせたと思います。

お天気の悪い日にも関わらず、水族館は大賑わいです。水族館の中は色々なコーナーに分かれていて、特別展、4Dシアターなど様々なアトラクションがあります。シカゴの割引観光パスシティパスを利用して訪れたので、全てのアトラクションに入場することができました。

一番華やかな展示となっているのが、エレベーターで地下に下りた場所にある、カラフルなサンゴ礁が印象的なワイルドリーフ (Wild Reef)。

お花のようなかわいいイソギンチャク。

ディズニー映画のニモの世界。かわいい綺麗なお魚もいっぱい。

なんだか不思議なカラフルな生き物も色々いて。

サメやエイ、イカたちがこの海のような巨大な水槽の中で優雅に泳いでいます。

ディスプレイがとても綺麗です。シカゴと言うことで5大湖やアマゾンなどの淡水の展示もあります。

タツノオトシゴも人気者です。

一斉に泳ぐ圧巻の光景はまるで海の中のよう。

現在行われている特別展は、両生類 (Amphibians)。見たことのない様々な種類のカエルやサラマンダーなどが揃っていました。
まるでミニチュアのおもちゃのようなビビッドな黄色のカエル。苦手な人も多いんじゃないかと思いますが、意外に大人気のコーナーとなっていました。

シェッド水族館イルカショー

大人気のイルカショー (Aquatic Presentation) も見ることができました。水族館はなかなか工夫された作りになっていて、このショーの会場の下も実はガラス張りとなっていて、イルカの水中での様子が見えるようになっています。ショーで泳いでいるイルカの様子が見えるのですが、これがものすごいスピードの力強い泳ぎで驚きました。ショーは満席となることもあるので、水族館には早目の時間に訪れるのがおすすめです。

ちなみに、シェッド水族館では、2020年にも、イルカの赤ちゃんが誕生し、2021年に、お披露目されています。

イルカショーの会場の下にも色々と見どころがあります。ヒトデに触れることができるアメリカの水族館には必ずある体験コーナー。屋外にはエイに触れることができる、Stingray Touch もあります。

かわいいペンギンたちも見られます。

このエリアには、ベル―ガやラッコもいます。

この他、4Dシアターでは、立体 (3D)＋風を感じたり水しぶきが飛んできたする臨場感溢れる映像作品を見ることができます。
シェッド水族館は全般的にディスプレイも綺麗で、さらに色々な角度から生き物を見ることができるようになっていて楽しめました。

水族館は、子供たちにも大人気となっていますが、とてもディスプレイに凝っている水族館なので、大人でも楽しめます。2時間～半日程度時間を見ておくといいと思います。一日ゆっくりと過ごすこともできます。

シェッド水族館 Shedd Aquarium　
1200 S Lake Shore Dr, Chicago, IL 60605 MAP
開館時間：
月-金　9:00-17:00
土-日　9:00-18:00
入場料：
大人 (12歳-) $39.95
子供 (3-11) $29.95
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