ニューヨークのように他民族が集まって暮らすシンガポール。特にシンガポールではアジア圏の多様な民族が住んでいる国ということでニューヨークとも違う、個性的な街に出会えます。その中のひとつに、アラブストリート(アラブ街)というアラブ系のお店が集まる街があります。サルタンモスクの前の通りが、なんだか一瞬ディズニーランドのようだと思ってしまいましたが、なかなかアラブっぽい異国情緒漂わせるお店もあり、中には、新しいクールなお店やかっこいいグラフィティが集まるエリア、ハジレーンなどもあり、シンガポールのアラブ街はヒップな楽しいエリアとなっています。
シンガポールのアラブ街
中央のストリートは、ちょっぴり観光客向け風なお店が多い気がしましたが、少しずれた道へ行くと、綺麗なアラブ風ランプや洋服のお店、レストランなど本格的な専門店が色々と並んでいます。
ひたすらドレス専門店が通りに続いていたりします。
アラブ街ならではのドレスショップ。
オーダーメイドもできるドレス専門店がひたすら続く道。
シンガポールのハジレーンはグラフィティアートのメッカ!
ニューヨーク同様、シンガポールでも時々グラフィティアートを街のところどころで見かけます。
そんな中でもグラフィティアートのメッカのような場所が ハジレーン というストリートです。
ドレスアップしたカップルがウエディングフォト撮影に来ていました。滞在していた11月のシンガポールでは、夕暮れ時になると毎日決まって一定時間小雨が降っていた気がします。写真撮影中のカップルはそんな小雨の中でも撮影を続けています。
ハジレーンには、ちょっと変わった個性的なお店が色々あり、日本でいう原宿?!のような感じの雰囲気で、欧米人も多く見かけました。セルフィーカフェというカフェは、自撮りした自分の顔がコーヒーに載るという、なんともおもしろいカフェだったりします。
カフェやバー、アクセサリーや服などの雑貨屋さんなど、小売店が並ぶストリートです。
このハジレーンストリート周辺のバーは、特に欧米人系のお客さんたちに人気があるようでした。
アラブストリートのグルメレストラン
シンガポールのアラブ街で見つけた、ローカルも集まる活気あふれるレストラン、Zam Zam。店頭でパン生地をぐるぐるまわしている様子が目をひき、思わずお店の中へ。
そこで食べた、アラブならではの ムルタバ (Murtabak) がとてもおいしかったです。さすが多民族国家、シンガポール、本格派の味わいでした。トッピングの肉と卵、玉ねぎなどが生地に包まれ、熱々で出て来ます。
カレーソースをかけていただきます。
そして、一緒に ビリヤニ (biryani) も。
ニューヨークにもビリヤニが食べられるお店がありますが、やっぱり本場アジアの方が美味しいです。チキン入りピラフにカレーをかけていただきます。
アラブの伝統的なカルチャーと新しいカルチャーが隣り合わせに存在する、おもしろいエリアでおすすめです。
シンガポールのアラブ街への行き方 地図
サルタンモスクを目指して行く
Masjid Sultan
3 Muscat Street, Singapore 198833 MAP
グラフィティアートの「ハジレーン」を目指して行く
Haji Lane
MAP
シンガポールのおすすめスポットはまだまだたくさんあります。
