先日、ニューヨークのミッドタウンにあるブライアントパークを、通りかかった所、中央の芝生のステージ前には、たくさんの人が、ギッシリと並んで、絵を描いている面白い光景が広がっていました。ブライアントパークは、一年中、様々なイベントが開催されている公園ですが、こちらは、初めて見かけた Bryant Park Sketch and Paint Night というアートイベントでした。先生が、ステージ上で、説明しながら実演し、たくさんの参加者たちが、同じ絵を習作していました。
様々な楽しいイベントが開催されるブライアントパーク、この日は、少し変わった雰囲気だったので、接近してみた所、なんと絵のレッスンが行われていました。ステージ前にずらりと並んだ参加者たちが、黙々と絵を描いています。
ブライアントパークで開催されていたアートイベント、Brant Park Sketch and Drawing です。残念ながら、この一回のみのイベントだったようです。
みんなが指示通り、同じ絵を描いていますが、中には、全く関係ない作品を描いているキッズも。将来、大物になるかもしれませんね。
同じように教わっていても、それぞれ微妙に違った作品になる所が面白いです。
風景画だけでなく、モデルさんを描くデッサンのコーナーもありました。
モデルさんは、微動だにせず、しっかりとポーズを決めていました。
ブライアントパークは、ニューヨークのど真ん中にありながら、芝生に寝転がったりしてくつろげる憩いの公園で、歩き回って疲れた時などに休憩するのにもおすすめです。この日もたくさんの人がのんびりと過ごしていました。ブライアントパークのイベント情報は、こちらです。
最近、美術館でもスケッチのプログラムが人気となっています。例えば、こちらは、ロンドンのナショナルポートレートギャラリーですが、館内では、スケッチに夢中の人がいっぱいでした。こちら にあるように、ナショナルポートレートギャラリーでは、毎週金曜日の午後6時半から、Drop-in Drawing が行われていて、人気となっています。
人気となっているドロップインドローイングは、ニューヨークの美術館でも開催されているので、興味がある人は参加してみましょう。道具は、全て用意されているので、何も持参する必要はなく、飛び入りで参加できます。
ニューヨークで、ドロップインドローイングが、頻繁に開催されているのが、フリックコレクションで、スケジュールは、こちら です。
メトロポリタン美術館のメット本館やクロイスターズでも、月に一回程開催されています。こちら が、日程です。
ニューヨークを訪れたら、見逃せない美術館、メトロポリタン美術館の見どころはこちら。