ニューヨークは今年は、雪が多く、また明日から明後日にかけて雪の予報となっています。NYC周辺に関しては、今回はそれ程大雪にはならず、二日間で5から9インチ (12-22cm) 程の積雪が予想されています。現在、冬真っ只中のニューヨークですが、昨日は、10度まで気温が上がり、2月にしては珍しい、少し春を感じさせる暖かい一日でした。セントラルパークもまだまだ雪景色なのですが、雪が溶けはじめ、ニューヨーカーたちも、スノーストームの合間の束の間の暖かい日を楽しんでいます。
ニューヨークは、今年は、雪がたくさん降っていますが、明日から明後日にかけては、再び雪予報となっています。これまでは、激しい降雪と強風のため、ウィンターストーム警報が出ていましたが、今回は、NYC 周辺は、二日間で 5から9インチ (12-22cm) 程の予報で、それほど大雪にはならず、Winter Weather Advisory が出されています。ただし、ニュージャージー州は地域によっては、ウィンターストーム警報が出ています。
A Winter Weather Advisory is in effect from Thursday morning until early Friday evening. Please note an advisory was issued and not a warning because our winter storm warning is based on two sets of criteria timewise, 12 hr. and 24 hr. criteria. #nycwx #nywx #liwx #ctwx #njwx pic.twitter.com/X3sTLh2X9Z
— NWS New York NY (@NWSNewYorkNY) February 17, 2021
寒い日が続くニューヨークですが、昨日は、摂氏10度 (50°f) まで気温が上がり、久しぶりの暖かい日となりました。セントラルパークにも、ニューヨーカーたちがたくさんやって来ていてにぎわっていました。
今まで降った雪がまだまだたくさん残っていて、真っ白の雪道がどこまでも続く、迷いの公園です。
セントラルパークのグレートヒルの丘エリア。セントラルパークの芝生エリアは、冬には立入禁止になって、柵で囲われているため、雪が手付かずの状態で残っていて綺麗な景色が見られます。
ザ・プールも雪で真っ白です。
暖かい日だったため、だいぶ氷が緩くなっていますが、池の表面の大部分はまだまだ凍っていて真っ白です。
鳥たちが集まっているところは、すっかり氷が溶けて池に戻っています。氷の上でも過ごすことができますが、水鳥には、やはり水辺が快適なようです。
セントラルパークには本当にたくさん鳥がいて、日に日に増えているんじゃないかと感じるくらいなのですが、そんなたくさんの鳥たちがやってくる理由の一つは、餌に恵まれているからです。
ニューヨーカーたちが鳥たちに餌をあげることを日課のようにしていて、
小さな子供たちから、大人たちも、ご近所さんたちが、お散歩がてらに、鳥や、りすたちの好物を持ってやってきてくれるので、セントラルパークの動物たちは野生だけど、人懐っこくなっています。餌をまき始めた子供たちの前には鳥たちが大集合。
ベルヴェデーレ城から見下ろすと、真っ白な雪の世界が広がっています。
セントラルパークの中で一番高い場所にある、お城の丘は、北風が染みるちょっと寒い場所なのですが、高台から見下ろす美しい景色が好きで、いつも立ち寄ってしまいます。
しばらく雪に覆われていて、カナダガン (Canada Goose) たちの大好物の芝生がすっぽりと隠れていたのですが、ようやくお日様で雪が溶け、再び顔を見せた芝生エリアに殺到中です。いつにも増して熱心に草を食べ続けていました。
雪がたっぷりと積もったセントラルパーク。雪が溶けて、道が川の洪水のようになっています。ざぶざぶと本当に川のように音を立てて流れる水に、ワンちゃんは大喜びですが、人間たちは靴が濡れちゃって大変です。
そして、セントラルパークのジョギングスポットの ジャックリーヌオナシス貯水池 へ。
ここの道は今はぐちゃぐちゃであまりよくないのですが、景色は気持ちがいいです。
池の上に浮かぶ、氷の大陸が、風で流されています。鳥たちはそんな動く地面を楽しむように、みんなで集まっていました。氷がそれ以上流れなくなると、動かない地面を面白くないと思ったのか、鳥たちが一斉に去っていってしまいました。そんな鳥たちの面白い動きや、珍しい鳥の姿を見に、バードウォッチャーたちもよくやってくる場所になっています。
今年は雪も多く、まだまだこれから寒い日が続きますが、寒さに負けずに楽しみたいですね。暖かくしてお過ごしください。
