今回のフロリダ旅行ではじめて訪れてみたのが、アメリカで最古の街と言われるセントオーガスティンです。16世紀にスペインにより築かれ、その後ずっと継続して存在し続けている街で、街を守り続けた要塞や印象的なかつてのホテルの建物など歴史のある建造物が残っている独特の趣のある街となっています。街はそれ程大きくなく、ちょっと街歩きしてみるとそんな街の雰囲気を味わえます。この時期は、クリスマスシーズンだったこともあり、クリスマスツリーや公園、街の中の建物などが美しくライトアップされていて、さらに幻想的な街になっていました。
北米の先住民により築かれた都市を除き、アメリカ本土に築かれた都市で現在も存在する中で、最も古い都市と言われているのが、大西洋に面したフロリダ州のセントオーガスティンです。フロリダは、コロンブスのアメリカ大陸への航海にも同行したスペイン人のポンセ・デ・レオンにより1513年に発見されたとされています。その後、セントオーガスティンが誕生したのが1565年、と450年以上の歴史を誇る街です。
セントオーガスティンは、ディズニーワールドなどテーマパークでよく知られるオーランドから車で北東に2時間程の場所にあります。街の中心には、街の誕生と同時に設立され、現在の建物は、18世紀後半に建てられたというカトリックの教会、Cathedral Basilica of St. Augustine があります。国定歴史建造物 (National Historic Landmark) に指定されています。
街を歩いていると赤い屋根の建物が目につきます。
夕焼けの時間になると、とても幻想的な空になります。
セントオーガスティンで最も印象的な建物は、1887年に建てられたかつてホテル (Hotel Alcazar) だった建物で、現在では、Lightner Museum というミュージアムになっています。
歩いて回れるくらいの小さな町ですが、観光馬車も人気があり、町中で走っているのを見かけます。
現在でもホテルであってもおかしくない素敵な雰囲気です。
暗くなるととても美しくライトアップされます。
街一番の繁華街の St. George Street には、色々なお店が並んでいます。
可愛らしいキャンディストアや雑貨屋さん、ブティックショップなど色々あります。
こちらはアートや工芸品を売るお店街。
主要な観光地を回ってくれる、可愛らしい観光トロリーも街中を走っています。
ウォーターフロントには、セントオーガスティンの街を守ってきた歴史あるスペイン風の要塞、カスティージョデサンマルコスがあります。
街を色々と歩き回っていたら日が暮れてきました。夕食は、アメリカ南部料理の定番のバーベキューレストラン、Mojo Old City BBQ に立ち寄ってみました。
ブリスケットとスペアリブのコンボに付け合わせの定番のコールスローとマカロニチーズ。美味しく焼かれていました。
こちらは、プルドポークサンドイッチ。ヘルシーに Collard greens をサイドに。
バーベキュー屋さんですが、なかなかモダンな雰囲気の店内のお店でした。
町中でよく馬車を見かけましたが、この時期はクリスマスシーズンだったため、こんなノリノリのサンタさんの恰好をした御者さんもいました。お客さんも盛り上がっていて楽しそうでした。