今年はニューヨークで 月のポップアップミュージアム のイベントも含め、何度か印象に残る美しい満月を見る機会がありましたが、今年最後の満月は、今週末見られる「スーパームーン」です。スーパームーンでは、通常よりさらに大きく、明るい月を見ることができます。

今週の日曜日、正確には、12月3日の10時47分 (EST) に、今年最後の満月が見られるのですが、その月はただの満月ではなく、「スーパームーン」という特別な月となります。

「スーパームーン」とは、月が地球に最接近している中、満月または新月となる状態のことを言い、通常より月がより大きく、より明るく見えます。月の見え方は最小時と比べると14％程も大きく、明るさは30％程明るく見えるそうです。NASA によると、月と地球の距離が近い上に、現在の太陽と月との位置関係により、さらに月が明るく見えるそうです。今日のニューヨークの空は、快晴で、とても美しい月が見えます。

一番月の大きさを実感できるのは、月が低い位置にある時です。ニューヨークでは、今日から今週末にかけて、月が上りはじめる時間は午後3時から5時頃となっています。月があまり高く上りきらない、上りはじめに見ると、より月が大きく見えるようです。詳しくは こちら をどうぞ。

満月のスーパームーンは、今年は今回の一回のみですが、実は来年早々、1月に満月が見られ、1月2日と31日の両日はスーパームーンとなるそうです。
こちらの映像で、スーパームーンについて詳しく紹介されています。

今夜から月曜の未明にかけて、ほぼ満月の状態となるそうなので、夜空を見上げてみましょう。