Swiss Institute (3)

スイスインスティチュート NYCイーストビレッジの隠れアートスポットの現代アート美術館 Swiss Institute

Swiss Institute (2)

ニューヨークには、大小数多くの様々なテーマのミュージアムがありますが、先日、イーストビレッジで訪れてみたのが、こちら、スイスインスティチュート (Swiss Institute) です。イーストビレッジと言えば、タウンハウスの住宅地で、小さな飲食店が集まる国際色豊かな商業エリアで、ここにミュージアムがあるというのはなかなか驚きだったのですが、スイスインスティチュートは、そんな先入観を覆す感じのコンテンポラリーアートに特化した現代美術館です。気軽に訪れることができる、入館無料の美術館で、期間限定の面白いアート作品が並ぶいくつかの特別展が開催されている他、見晴らしのいいルーフトップや、アート本や可愛いグッズが並ぶ、楽しいアート系の本屋さんなどもあります。

Swiss Institute (1)

スイスインスティチュート (Swiss Institute) は、イーストビレッジのセントマークスプレース (St Marks Place) と 2アヴェニューの交差点にある、コンテンポラリーアートに特化した美術館です。
ニューヨークのイーストビレッジというエリアは、アートというよりは、日系のスーパーや飲食店、小売店が数多く集まるエリアなので、コンテンポラリーアートの美術館は、とても珍しい存在です。見上げてみると見えてくる、屋上にあるスイスの国旗の十字が目印になっています。今回初めて、その存在を知り立ち寄ってみましたが、実は、スイスインスティチュート (Swiss Institute) は、1986年に設立された歴史ある現代アートに特化した NPO(非営利団体)で、ヨーロッパを中心に、国際的な現代アーティストの特別展や、アート教育イベントなどを開催しています。

Swiss Institute (10)

現在、1階と2階のギャラリーに渡って、メインの展示となっているのが、THE SPACE BETWEEN CLASSROOMS と題された、毎年開催されている、スイスインスティチュートの建築・デザイン展です。
クウェート&プエルトリコ人という珍しいバックグラウンドのビジュアル女性アーティスト、Alia Farid さんが、キュレートした展示です。
空間の敷居をテーマとした展示で、ギャラリーの中央のレンガ造りの巨大な壁がとても存在感があります。

Swiss Institute (3)

こちらは、紙で空間を隔てています。紙には、学校の水飲み場のようなイラストが描かれています。

Swiss Institute (4)

学校の空間を、写実的に独特の色使いで描いた絵画作品なども飾られています。

Swiss Institute (5)

建物の階段もギャラリーとなり、色々な作品が登場します。

Swiss Institute (6)

階段の天井を見上げてみると、こんな面白い作品が隠れていたりします。

Swiss Institute (14)

階段の途中に、リアルな灰皿が突然登場したり、みんなが想像しないところで、色々なものが現れます。

Swiss Institute (7)

屋上へと続く階段の壁には、無数の透明なセミたちがが飾られています。以前、フェニックス美術館 の展示で紹介したことがある、メキシコ人アーティスト、Carlos Amorales さんのたくさんのチョウの作品を思い出します。

Swiss Institute (8)

よく見てみると、ひとつひとつの彩りが違い、透明なセミの背中がとてもカラフルに飾られています。

Swiss Institute (9)

屋上も開放されていて、アート作品が飾られている他、イーストビレッジ周辺の景色を見渡すこともできます。

Swiss Institute (11)

ルーフトップから、北側には、クライスラービルをはじめミッドタウンの高層ビル群が遠くに見えます。夕暮れ時だったので、とても綺麗な景色でした。

Swiss Institute (12)

2階には、ギャラリーの他、図書館があります。

Swiss Institute (13)

最後は地下フロアです。地下もギャラリーになっているということで、やってきましたが、地下に着いた瞬間から、一面真っ赤な世界になっていて圧倒されてしまいました。不気味な赤い光に包まれている廊下。何が出て来るんだろう、とハラハラドキドキしながら進んで行きます。

Swiss Institute (15)

いよいよお部屋に到着。部屋の中には誰かがいます。二人のイギリスの現代アーティスト、Angharad Williams & Mathis Gasser による、Hergest: Trem と題されたインストレーションアートです。

Swiss Institute (16)

この世界観、ニューヨークの人気の体験型オフブロードウェイ、Sleep No More を思い出しました。

スリープノーモア 話題のハラハラドキドキ体験型ショー!チェルシーのマッキトリックホテルの大人気オフブロードウェイショー

現在開催中の特別展は、2021年4月18日まで行われています。

スイスインスティチュートの一階には、チェルシーのアート系ブックストア、Printed Matter のお店が入っていて、楽しいアート系の本やグッズが色々と揃っています。

Swiss Institute (2)

アート好きの人は、イーストビレッジにやって来た際、立ち寄ってみると楽しめると思います。ニューヨークにあるミュージアムなのに、実は初めて訪れたミュージアムで、ヨーロッパの雰囲気の現代アート作品が並んでいるので、少し旅行に出かけた気分が味わえました。ニューヨークの他のミュージアムでいえば、ロウアーイーストサイドの ニューミュージアム に近い存在です。
開館日は、水曜日から日曜日までで、日曜日は午後6時までですが、その他の日は、午後8時までと夜遅くまでオープンしています。

スイスインスティチュート Swiss Institute
38 St Marks Pl, New York, NY 10003 地図

スイスインスティチュート NYCイーストビレッジの隠れアートスポットの現代アート美術館 Swiss Institute was last modified: 1月 26th, 2021 by mikissh