ニューヨークのセントラルパークの夏の恒例イベント、シェイクスピア・イン・ザ・パーク (Shakespeare in the Park) は、セントラルパークのデラコルテ劇場 (the Delacorte Theater) で行われる大人気の無料イベントです。毎年、夏に公演が行われていて、例年、夏の前半と後半で、二つの演目が行われます。
毎年人気のこのイベント、実は参加するのが大変だったりします。チケットを手に入れるためには、ロッタリーの抽選にあたるか、当日並んでチケットを入手しなければいけません。毎年、できるだけオンラインのロッタリーに参加するようにしていたのですが、一度も当たらず、見に行くことができませんでした。そんな中、今年はようやく、セントラルパークのシェイクスピアの夏の夜のイベント、シェイクスピアの「テンペスト(The Tempest)」の公演を見に行くことができました。
ニューヨークは美しいチューリップのお花畑も今ピークの見頃を迎えています。八重桜の時期は、ちょうどチューリップも満開になる時期なのですが、セントラルパークのチューリップの名所と言えば、シェイクスピアガーデンやコンサバトリーガーデンです。例年にも増して、今年は特にゴージャスなチューリップが一面に広がる素晴らしい景色を見せてくれています。春のセントラルパークは、色とりどりのお花も華やかで綺麗ですが、新緑も美しく本当に絵になります。
ニューヨークでは、現在、カンザンザクラが満開になっています。セントラルパークの関山桜の人気スポット、ジャクリーヌ・オナシス・ケネディ貯水池 (Reservoir) の西側は、美しい八重桜の下、お花見を楽しむ人々、写真撮影を楽しむ人々でいっぱいになっています。貯水池の周りの道から一本西側にずれた小道は、濃いピンクの桜並木で囲まれ、幻想的な雰囲気になります。
高層ビルが立ち並ぶ大都市ニューヨークの中心、マンハッタンの中央に位置する、セントラルパークは、自然がいっぱいで、野生動物も多く集まる巨大な都市公園で、訪れるたびに新たな発見や出会いがあります。マンハッタンであることを忘れてしまいそうな、森や小川などワイルドな自然が広がるセントラルパークの北部に、数日前から、新たなフクロウがやって来ています。セントラルパークのノースウッズ (North Woods)に、新しく登場したのは、アメリカワシミミズクとして知られる、グレート・ホーンド・オウル (Great Horned Owl) で、珍しいフクロウと言うことで、早速、ギャラリーが出来ています。長期滞在している可愛いアメリカフクロウのバリーに加え、セントラルパークには、現在、2羽のフクロウがいることになります。
ニューヨーク、マンハッタンの中央に位置する緑のオアシス、セントラルパークは、静寂の冬を終え、華やかな春を迎え、今一気に賑わいを取り戻して来ています。セントラルパークの緑が美しい芝生エリアは、冬の間は閉鎖されていて、4月からオープンし始めます。早速、たくさんの人たちが、芝生で、ピクニックを楽しんでいたり、のんびりとくつろいでいたりする、セントラルパークらしい光景が見られるようになってきました。今の季節に絶好のお花見の人気スポットも含め、セントラルパークのピクニックおすすめスポットを紹介します。
