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オープンハウス ニューヨーク 2015

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ニューヨークの毎年の恒例行事、今年で13回目となるオープンハウス ニューヨーク (Open House New York) がいよいよ来週行われます。10月17日(土)、18(日)の週末の2日間に渡り行われるイベントで、ニューヨークの多くの建築が開放され、訪れることができます。建築ツアーが行われるところも多く、ふだん訪れることができないような建物の中まで見て周ることができる楽しいイベントです。多くのところが、ウォークインで、当日訪れれば入れるようになっているのですが、中には、事前予約が必要なスポットもいくつかあります。その予約の開始が、明日の朝11時からとなります。

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オープンハウス ニューヨーク 2015 was last modified: 11月 3rd, 2016 by mikissh
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エストニア e-Residencyって何?世界中のみんながエストニアのバーチャル住人になれる

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最近、テクノロジーの発展により、世界中の人々と国境を越えて簡単にコミュニケーションが図れるようになってきていますが、その結果、昔と比べて国の概念が希薄になりつつあります。そんな現在を象徴するかのように昨年12月に登場したのが、世界初となるエストニアのe-Residencyという制度です。エストニアは、バルト3国の一つで、フィンランドのヘルシンキからフェリーで渡れるほど近く、私も訪れたことがありますが、その時の印象は、観光を主要産業にしていて、かわいい雑貨などのものづくりを得意とし、中世ヨーロッパの街並みが残る、とにかくとてもかわいらしい印象の国でした。
ところが、実際はエストニアは、テクノロジー系のスタートアップも多く、テクノロジーの先端を行く国のひとつなんです。エストニアは、積極的に国全体の電子化を進めてきたそうで、国内では既にe-Estonianというプラットフォームがあり、国民ID制を基に、国のあらゆるサービスをオンラインで提供しているそうです。そして続いて行われているのは、経済政策の一つでしょう、エストニア人以外でも簡単にエストニアでビジネスを行えるようにバーチャルの住人として登録でき、e-Residentとなれる制度をはじめたそうなのです。今までは実際にエストニアにいかないとe-Residencyカードを受け取れなかったようですが、今後はオンラインで申込みができ、それぞれの国のエストニア大使館で受け取れるようになったようですよ。

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エストニア e-Residencyって何?世界中のみんながエストニアのバーチャル住人になれる was last modified: 5月 14th, 2018 by mikissh
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「インスタカート Instacart」 って何?Whole Foodsでみつけた新サービス

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ホールフーズ (Whole Foods) のレジで見つけた “We ♥ Instacart”(インスタカート)、いったいどんなサービスなんだろうと興味を持ったところ、ちょうどお隣のレジで、お客さんもいないのに黙々とレジを打っている見慣れない人々を発見しました。しかもまさに今見つけた “Instacart”(インスタカート)のマークがそこにあり、見たところどうやらこの人達は、Whole Foods の従業員ではなく、Instacart(インスタカート)の人のようなのです。レジの清算が終わった後は、見たことのないオリジナルのエコバッグに次々と商品が入っていきます。そのバッグにも “Instacart”(インスタカート)のロゴが入っています。ますます興味を持ちました、何だろう、この Instacart(インスタカート)って?

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「インスタカート Instacart」 って何?Whole Foodsでみつけた新サービス was last modified: 3月 21st, 2018 by mikissh
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“Hidden city” ticketingって何?UnitedとOrbitzが訴えた航空券検索サイトSkiplagged 格安航空券の探し方

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来年はどんな年にしようかな?何をやってみよう?年末ということで新年の目標を考え始めている人も多いかと思います。そんな目標と共に、私の定番となっているのは、大まかな旅のアイデアを練ること。最近は、旅行計画もインターネットを介した様々なトラベルサイトのおかげで劇的に便利になっています。
旅行で最もコストのかかるものといったら航空券と宿泊費。最近では、格安航空会社 LCC (Low-cost carrier) や、民泊の AirBnB などの存在感も増し、適度な競争が生まれ消費者にとってはありがたいことではないかと思います。昔は旅行会社などに問い合わせをしないとわからなかったようなプライスの情報も、オンラインベースのトラベルサイトのおかげで、今では誰もが簡単に検索でき、透明性も格段にアップしてきています。

そんな中、旅行関係で、ここ数日、ちょっとした話題となっているのは大手の航空会社United Airline とオンライントラベルエージェンシーの Orbitz が、航空運賃検索サイトSkiplaggedをサイドプロジェクトとして一人で運営するニューヨーク在住の22歳の青年、Aktarer Zaman を訴えたという ニュース です。

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“Hidden city” ticketingって何?UnitedとOrbitzが訴えた航空券検索サイトSkiplagged 格安航空券の探し方 was last modified: 8月 3rd, 2021 by mikissh
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コーヒー中毒になる?アプリ「CUPS」

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イスラエルのテルアビブでスタートしニューヨークに進出してきたCUPS
携帯電話のアプリで好きなプリペイドプランを買い、
コーヒー屋さんのコーヒーや紅茶などが飲み放題になる、というものです。

早い話がNetflixの郵送DVDプランみたいなものです。
月々に見れる回数を限定することもできるし、見放題のプランにすることもできる。

ちなみに、現在のプランでは以下のようになっています。

American Classic
(普通のコーヒー、紅茶、夏の間はアイスコーヒーやアイスティーが飲めるプラン)
$7(5杯まで)
$14(11杯まで)
$28(23杯まで)
$45(飲み放題)

Foreign Flair
(カプチーノ、ラテも飲めるプラン)
$14(5杯まで)
$28(11杯まで)
$56(23杯まで)
$85(飲み放題)

初めて「CUPS」のことを聞いた時、コーヒー飲み放題のサービスと聞き、
コーヒー中毒になるよ、それは私には全然無理だ、
と思って聞き流してしまったのだけれど
よくよく見てみると、5杯や11杯からでも買えるし、コーヒーだけじゃなくて紅茶でもいいんですね。
それなら利用者の幅も広がるかも?

ニューヨーカーは確かに相当なコーヒー好きが多いけど、
朝も昼も一日数回飲む人で行動範囲に加盟店があるならかなり使えると思います。
5杯のプランでもコーヒー1杯$1.40になってお得なので、
本当にたくさん飲む人はかなりお得になると思います。

ちなみにCUPSの加盟店、意外と聞いたことある有名どころも入ってるんです。
Cocoa Bar
Bosie Tea Parlor
Alice’s Tea Cup
O Cafe
The Bean などなど
ちょっと試してみたくなったでしょ。
加盟店はこれからどんどん増えてくると思うので楽しみです。

スターバックスは一時の経営難からダウンサイジングにより急速に回復し、順調に業績をあげています。
そして最近の大きな柱となっているのは「My Starbucks Rewards」という携帯アプリをインターフェースとしたロイヤルティープログラムです。
アプリがプリペイドカードでもあり、ポイントカードでもあるので、
お店は事前にお金が入ってくるし、お客さんは買えば買うほどポイントが入り、
色々得点を享受できるしで、まさにwin winだったんですね。

CUPSに加盟しているお店は基本的には個人経営のお店で、
スターバックスのような大型チェーン店ではないので、
それぞれの店だけではロイヤルティーカードを運営したり、マーケティングが効率的にできません。
その辺りをCUPSが担当するといった形のビジネスです。
アメリカ全土になりますが、コーヒーのシェアは、スターバックスとダンキンドーナツで60%を占めているそう。信じられますか?
チェーン店一色にならないように、本当にいい個人経営のコーヒー屋さんを応援したいところです。

これを機会に今まで知らなかった素敵なコーヒー屋さんとの出会いがあるといいですね。

コーヒー中毒になる?アプリ「CUPS」 was last modified: 1月 8th, 2020 by mikissh