メトロポリタン美術館のチケット・入場料は、メトロポリタン美術館のポリシー変更により、一部例外を除き、みんな定額の入場料となっています。メトロポリタン美術館の割引チケットについての質問を最近よく受けるので、メトロポリタン美術館の入場料とチケット購入方法について、また、ニューヨークの観光パスの利用と、メトロポリタン美術館のディスカウント割引チケットを購入する方法について説明します。

メトロポリタン美術館のチケット・入場料は、メトロポリタン美術館のポリシー変更により、一部例外を除き、みんな定額の入場料となっています。メトロポリタン美術館の割引チケットについての質問を最近よく受けるので、メトロポリタン美術館の入場料とチケット購入方法について、また、ニューヨークの観光パスの利用と、メトロポリタン美術館のディスカウント割引チケットを購入する方法について説明します。
ニューヨークのメトロポリタン美術館では、18世紀後半から19世紀初頭にかけて活躍したスペインの巨匠、フランシスコ・ゴヤ (Francisco Goya) の版画やデッサンをテーマとした特別展、Goya’s Graphic Imagination が、開催されています。ゴヤと言えば、ベラスケスと並び、スペイン古典西洋美術の二大巨匠として知られるスペイン王室の宮廷アーティストだった人物で、絵画の他、版画やデッサンなど様々な媒体でロマン主義的な作品を残し、近代アートの先駆けとしても知られています。銅版画のエッチングで、描かれた4大版画集として知られる、ロス・カプリチョス (Los Caprichos – 気まぐれ) や、ロス・ディスパラテス (Los Disparates – 愚行) シリーズをはじめとした、ゴヤの版画やデッサンが大集合し、ギャラリー前には行列ができ、とても熱心に見入っている人も多い、熱気溢れる人気展になっています。
ニューヨーク、メトロポリタン美術館では、毎年、ホリデーシーズンになると、ナポリの伝統工芸の飾りが美しい、キリスト生誕のシーンを描いた、Neapolitan Baroque Crèche 飾りのクリスマスツリーが登場します。美しい天使が舞うクリスマスツリーで毎年人気になっており、例年は、1階の教会の雰囲気が漂う中世ヨーロッパ美術のギャラリーに飾られるのですが、今年はいつもとは違う場所に移動していて、広々とした明るいギャラリーである、スカルプチャーコート (Sculpture Court) に登場しています。クリスマスツリーに飾られるナポリの伝統工芸のフィギュアが制作されたのは、18世紀です。この彫刻庭園は、18世紀の彫刻の巨匠、アントニオ・カノーヴァ (Antonio Canova) の作品をはじめ、18から19世紀にかけての西洋彫刻の作品が並んでいるのですが、そこにこのクリスマスツリーも調和させて飾られているのです。
ニューヨークのメトロポリタン美術館は世界中から人々が訪れる、素晴らしいコレクションを誇る、世界でも有数のミュージアムです。最近、ニューヨークのミュージアムのギフトショップは、格段にレベルが高くなって来ていて、センスのいいお土産商品がどんどん登場しています。旅行者でなくても、思わず手に取ってみたくなるような素敵なお土産グッズが目白押しです。数あるニューヨークのミュージアムの中でも、お土産ショッピングスポットとしても人気がある、メトロポリタン美術館のギフトショップの充実したお土産セレクションの中から、可愛いおすすめ品や、人気のお土産を紹介していきます。
ニューヨークを代表するミュージアムのメトロポリタン美術館は、今年2020年で、創立150周年を迎えます。そんな記念すべき年に起こった予期せぬ出来事が、コロナによるパンデミックで、3月中旬以降、メトロポリタン美術館史上最長となる約5ヵ月半もの閉鎖を経て、8月下旬から再開を果たしています。メトロポリタン美術館が、創立150周年を記念し準備していた特別展、Making the Met, 1870-2020 も、無事はじまりました。メットは、5000年にも渡る人類による文明の中で、本当に幅広い地域や分野のコレクションを誇る総合美術館ですが、Metの歴史上重要な作品を含め、多種多様な分野を代表する250点もの作品が一堂に集められ、ミュージアムのハイライトが凝縮された見応えのある展示になっています。