ニューヨークを代表するミュージアム、メトロポリタン美術館は、約5ヵ月半の閉鎖を経て、8月29日から一般公開が再開しました。メトロポリタン美術館で、毎年、初夏の6月初旬頃から秋の10月下旬頃にかけてのアウトドアが気持ちのいい季節に人気となるのが、周囲の絶景が楽しめる屋上庭園です。今年は、屋上から見下ろして見る街の植物や木々たちが太陽と雨の恵みでのびのびと育ち、緑も濃く、いつも以上に力強い自然が感じられる気がします。毎年、ルーフガーデンで、楽しみにしているのが、屋上いっぱいに飾られる巨大なアート作品です。今年は、こんな巨大ウォールが登場しています。ウォールといえば、近年、アメリカとメキシコの間の国境のウォールを建てるということですっかり話題となりましたが、メキシコ人アーティストによる、こちらの作品は、とてもオープンな雰囲気のウォールで、壁の両側から壁の向こうの様子がよく見える格子状の壁で、ビッグビューティフルウォールとなっています。
