現在、ニューヨークのメトロポリタン美術館の分館である メットブロイヤー (Met Breuer) では、カラフルなイタリアのインテリアや工業デザインの元祖である、エットレ・ソットサス (Ettore Sottsass) の特別展、”Ettore Sottsass: Design Radical” が開催されています。ポストモダンの斬新なデザインで、MOMA のような雰囲気となっていて、インテリア好き、デザイン好きには楽しい展示となっています。

現在、ニューヨークのメトロポリタン美術館の分館である メットブロイヤー (Met Breuer) では、カラフルなイタリアのインテリアや工業デザインの元祖である、エットレ・ソットサス (Ettore Sottsass) の特別展、”Ettore Sottsass: Design Radical” が開催されています。ポストモダンの斬新なデザインで、MOMA のような雰囲気となっていて、インテリア好き、デザイン好きには楽しい展示となっています。
メトロポリタン美術館では、ポートレート、ファッションフォトグラファーとして活躍した アーヴィング・ペン (Irving Penn) さんの生誕100周年を記念する特別展が行われています。絵画や彫刻などフリーフォームの媒体とは異なり、写真で、その人ならではの個性を出すことはより難しいことだと思いますが、構図といい、ポーズといい、アーヴィング・ペン (Irving Penn) さんの作品を見ると一目で彼の作品だと分かるような個性の強い素晴らしい作品が並んでいます。
ニューヨークはすっかり春となり、メトロポリタン美術館の屋上庭園(ルーフトップガーデン)がオープンする季節となりました。春から秋にかけて、今年は4月14日から10月29日の間、メトロポリタン美術館の屋上にアート展示と一緒にカフェもオープンします。毎年、この屋上庭園には、かなりユニークなアートが飾られますが、今年のテーマはシューレアリスム。なかなかユニークでおもしろくとても見応えがあります。
青い空と白いアート、ニューヨークの景色のコントラストがなかなか美しく素敵です。
屋上からはメトロポリタン美術館のすぐお隣の緑が豊かなセントラルパークの景色とニューヨークの摩天楼のビル群が立ち並ぶ綺麗な景色が眺められ、この時期のおすすめスポットです。
ニューヨークで毎年、楽しみにしているのが春から秋にかけてメトロポリタン美術館で行われる特別イベント、コスチュームインスティチュート (The Costume Institute) の特別展です。今年は日本のファッションデザイナー、コムデギャルソンの川久保玲さんの特別展 “Rei Kawakubo / Comme des Garcons Art of the In-Between” が開催されています。メット (MET) のファッション展で、現在でも活躍中のデザイナーを単独で取り上げるのは、なんと1983年のイブサンローランさん以来だそうで、とても注目されています。メットのファッション展は工夫が凝らされていていつも感動させてくれますが、今回の川久保玲さんの特別展も大変素晴らしいものとなっていました。
ニューヨークのメトロポリタン美術館では、以前から収蔵作品のデジタル化を進めていましたが、先日、パブリックドメインの 375,000 もの収蔵作品の高画質画像が、オープンアクセス化され、クリエイティブコモンズゼロ (CC0) となりました。つまり、著作権などの権利を気にせずに自由にその画像を利用できるようになり、さらにオリジナルの画像に改変を加えたりして2次作品などを作成することも可能になったのです。