“Facebook Update” by Marsel van Oosten
毎年行われている国際的な野生動物の写真コンテスト、Wildlife Photographer of the Year の出品作品がすごいです!
1964年から始められたとても伝統のあるイベントです。現在は、BBCとロンドン自然史博物館が共同でコンテストを主催しています。50周年記念となる今回、”People’s Choice Award”いう一般の人が誰でも投票できる部門が設立されました。
今回、”People’s Choice”にノミネートされた写真50枚は、4万1000点以上の応募作の中から選ばれたものです。写真家の間でどれだけ人気のイベントかわかりますね。”People’s Choice”作品への投票は9月5日まで。受賞作品の発表は10月だそうです。
今年の出品できる期限は過ぎてしまいましたが、毎年行われている国際的なイベントで作品出品ルールは日本語版も提供されています。Young Competitionという17歳以下が応募できる部門もあるんですよ。来年狙ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに記事冒頭の”face book update”のサルの写真は、長野県の地獄谷野猿公苑でオランダ人の写真家が撮った作品です。写真ツアーを主催している方でちょうどツアー中、観光客の一人が写真を撮ろうとしてサルに近づき過ぎてしまい、iPhoneををとられてしまった時に撮影したものだそうです。自分の携帯がサルの手で温泉に浸かってしまっている様子を目の前にした人のショックは目に見えるようで本当にかわいそうですが、こうして世界中の人に見てもらえる作品ができあがったんですね。
そういう写真の決定的瞬間を捉えることができるということが本当にプロのカメラマンだと感心してしまいます。
他にも、”髪型の決まらない日”などカワイイネーミングの作品も。
“Bad Hair Day” by Gordon Illg
“Flirting bearded seal” by Audun Rikardsen
WPY2014、素晴らしい写真ばかりで思わずはまってしまいました。必見です!