テスラ 人の手を一切介さない完全自動運転の映像を公開

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(tesla)

自動運転の車づくりで頑張っているテスラ。そのテスラの最終ゴールは、自動運転車を特別なものとしてではなく、一般に広く普及させることです。その一般用モデルである $35000 (約350万円)の Model3 をさっそく来年から工場で製造開始をし、2018年中頃には、それらの車を納車できることを目指しており、今後その厳しいスケジュール通り進んで行くのかに注目が集まっています。自動運転車の大事な柱である、自動運転技術に関しても、テスラでは着実に進展しているようです。テスラによると、現在製造している ModelS、ModelX、そしてModel3 と、今後、製造される全ての車に完全自動運転を可能にするハードウェアの機能を装備させるということで、完全自動運転の車が走る時代も現実に近づいてきています。

昨日発表された、テスラのブログ記事によると、人を介さない完全な自動運転をするための機能がテスラの全車に搭載され、今後、さらにテストを進め、安全の確認の上、将来的には機能の使用を可能にしていくそうです。来年中にはロサンゼルスからニューヨークまでの完全自動運転のデモを行う予定だそうです。
完全自動運転を可能にするソフトウェアは車本体とは別に$8000だそうですが、将来的には、その機能とネットワークを利用し、UberやLyftのようなライドシェアを可能にすることで、購入者に収益が還元される仕組みも考えているようです。

こちらが人の手を一切介さない完全自動運転の実際の様子です。

これなら運転が苦手な人でも運転できる?、運転席でモニターできそうですね。

完全自動運転には、法律や保険など社会制度上多くの調整が必要だと思いますが、この様子を見る限り、技術的には、それほど複雑ではないようなので、郊外などではわりと早く使用可能となるかもしれませんね。
ただ最も複雑で予期できない動きを見せるのが人の動きです。そんな人の多く集まる都市部で、臨機応変に、予想もしない出来事に対処し、安全に自動運転できるのか?は、あらゆる状態を想定した多くのテストを繰り返す必要が出てくると思います。

テスラとは?CEO のイーロンマスクさんとは?の詳しい内容についてはこちらをどうぞ。

もうすぐテスラで自動運転!イーロン・マスク世界を変える?

テスラ 人の手を一切介さない完全自動運転の映像を公開 was last modified: 11月 4th, 2016 by mikissh