Art Institute of Chicago (27)

シカゴ美術館の見どころ 有名作品 回り方を徹底紹介!全米トップレベルのアートミュージアム Art Institute of Chicago

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シカゴで是非訪れたいミュージアムの一つが、アメリカでメトロポリタン美術館とボストン美術館に次ぐ規模を誇る、見所満載のシカゴ美術館 (Art Institute of Chicago)です。先日、かなりひさびさに訪れてみましたが、やはり感動させてくれました。メトロポリタン美術館同様に想像以上の大きさと膨大なコレクションを誇る全米トップレベルの素晴らしいアートミュージアムで、特にヨーロッパ印象派、ポスト印象派の作品、モダンアート、アメリカンアートなどが充実しています。
じっくり見て回るといくら時間があっても足りない巨大な美術館です。効率的に見て回ると半日ほどで全体の主な見どころを網羅することができますが、アート好きは、時間が許せば一日ゆっくりと見て回りたいくらいの素晴らしいアートミュージアムです。

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アート・インスティテュート・オブ・シカゴの象徴となっているのが入り口の左右に立つこちらのライオンです。シカゴ美術館が創設されたのは1879年。この建物は、1893年に開催されたシカゴワールドフェア (World’s Columbian Exposition) の際に建設されたものです。2009年にはモダン&コンテンポラリーアートのセクションとして、NYのホイットニー美術館なども手掛け、ミュージアム建築で引くてあまたの レンゾ・ピアノ (Renzo Piano) さんのデザインによる新館、Modern Wing がオープンしました。シカゴ美術館は、ニューヨークで言うと、メトロポリタン美術館、MOMA、ホイットニー美術館が合わせられたような総合アート美術館となっていて見どころ満載です。有名画家の作品でもあまり他で見かけたことのないような珍しいテーマやタッチの作品も多く印象的でした。

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シカゴ美術館への行き方・チケットと入場料

シカゴ美術館への行き方
最寄りの地下鉄駅は アダムズ・ワバッシュ (Adams/Wabash) 駅 (Brown / Green / Pink / Orange / Purple ライン)です。下車し 1ブロック先にすぐ美術館が見えます。
シカゴのループの中心地なので、他にも近くに駅があり、非常に交通の便利な場所にあります。

Art Institute of Chicago Map
シカゴ美術館 Art Institute of Chicago
111 S Michigan Ave, Chicago, IL 60603 MAP

開館日 毎日 (サンクスギビングデー、12/25、1/1、は、休館。)
開館時間 10:30 a.m.–5:00 p.m.
木曜日のみ時間延長 -8:00 p.m.まで

シカゴ美術館の入場料は、一般25ドル、学生19ドル、65歳以上19ドル。14歳以下無料です。
(シカゴ在住者、イリノイ州在住者は、ディスカウントの入場が別にあります。)
優先入場できるファストパス (Fast Pass) は、通常入場料+10ドルです。
(繁忙期にはかなり混み合う人気の美術館なのであまり時間に余裕のない人には、Fast Pass はかなり有り難いです。)
オーディオガイドは7ドル、荷物を預ける場合は1つにつき1ドルかかります。

シティパス があると優先入場できます。美術館の外まで大行列ができている中、優先入場できたので、助かりました。この他、シティパスでは、オーディオガイドも借りることができます。

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シカゴ美術館は大きな4つの建物からなる、見どころいっぱいの美術館です。見逃せないエリアから優先順位をつけ、フロアプラン(館内マップ)を参考にしながら回りましょう。

印象派&ポスト印象派アート

まずは階段を上がり2階、正面奥にあるこの美術館の一番の見どころであるヨーロッパ印象派のギャラリーからスタートします。著名な印象派、ポスト印象派のアーティストの作品がこれでもかというぐらいに並べられていて、見応えのあるエリアです。

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一番最初の部屋でインパクトのある作品がこちらのギュスターブ・カイユボット (Gustave Caillebotte) の作品『パリの通り、雨 (Rue de Paris)』です。

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ルノワールの作品。『フェルナンドサーカスの少女曲芸師達 (Two Circus Girls)』。
『二人の姉妹 テラスにて (Two sisters on the terrace)』も素敵な作品です。

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人だかりが出来ている有名な作品が ジョルジュ・スーラ (Georges Seurat) の巨大な迫力のある絵画、『グランド・ジャット島の日曜日の午後 (A Sunday on La Grande Jatte)』です。
点描の絵で有名な新印象派画家、ジョルジュ・スーラ (Georges Seurat)は、31歳というとても若く亡くなってしまったフランスの画家です。『グランド・ジャット島の日曜日の午後
(A Sunday on La Grande Jatte)』は、シカゴ美術館でも目玉の作品です。シカゴ美術館にあるこの作品は寄贈者の遺言により門外不出の作品で、シカゴ美術館でしか絶対に見ることができないものとなっています。

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メトロポリタン美術館にも『Study for “A Sunday on La Grande Jatte”(習作:グランド・ジャット島の日曜日の午後)』という作品(下の写真)がありますが、シカゴ美術館にあるものが、最終的にスーラが納得した完成作品です。

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フランスの代表的印象派画家、クロード・モネ (Claude Monet) の作品も色々あります。こちら、『積みわら (Haystacks)』 の作品は、ひとつの場所で、違う季節の違う時間と天候で描いたシリーズものになっていて、ずらっと展示されています。

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素晴らしいコレクションです。

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定番のセザンヌの名画。

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そして、ドガのバレリーナの作品。

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ゴッホの『自画像 (Self-Portrait) 』です。

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ポール・ゴーギャン (Paul Gauguin) の『神の日 (Day of The Gods)』。

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本館から新館へ移動する途中には、建築とデザインのセクションもあり、興味がある人はのぞいていきましょう。MOMA のような雰囲気です。

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ヨーロッパモダンアート

2階奥にある新館の Modern Wing へ移り、まずは3階に上がります。
人気の作品がこちら、ピカソの『老いたギター弾き (The Old Blind Guitarist)』。

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マティス。

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そして、モジリアーニ。

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ついつい見とれてしまうのがジャコメッティの彫刻。

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ニューヨークではグッゲンハイム美術館で見かけるカンディンスキーの作品もたくさん展示されています。

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サルバドール・ダリ (Salvador Dalí) をはじめ、ルネ・マグリット (René Magritte) などシューレアリスムの作品も数多く展示されています。

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コンテンポラリーアート

続いて新館2階に戻り、コンテンポラリーアートのギャラリーです。アンディー・ウォーホールなどコンテンポラリーアートの中でも確立したアーティストの作品が多く見られます。

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ドイツの Katharina Fritsch さんの作品。シカゴのコンテンポラリーアートミュージアムでも感じましたが、シカゴではふんわりとしてかわいい感じのこんな雰囲気がとても好まれているようです。

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ジェフ・クーンズ (Jeff Koons) と ロイ・リキテンスタイン (Roy Lichtenstein) の女性をテーマにした不思議な世界の作品。

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以前、こちらで紹介しましたが、他人のインスタグラム写真にコメントを書き込んだものをアート作品とし、9万ドルで売却したという凄腕の リチャード・プリンス (Richard Prince) の作品の並ぶお部屋もあります。

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MOMA でも定番となっている ジャクソン・ポロック (Jackson Pollock) の作品。

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オキーフ風なアンディ・ウォーホール (Andy Warhol) の作品。

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題材はみんなが良く知っているありふれたテーマですが、それを一目見ただけで誰の作品かが分かるように仕上げるのは大したものです。アンディ・ウォーホールです。

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村上隆さんの作品もありました。

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シャガールのアメリカンウィンドウ

2階から1階に下り、モダンウィング (Modern Wing) から本館に向かう途中、回廊となっている McKilock Court と呼ばれるエリアがあり、古代ギリシア、ローマ、ビザンティンの遺跡が展示されています。

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ここには、うっとりするようなとても美しいシャガールのステンドグラスがあります。

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アメリカンアート

McKilock Court を抜けるとアメリカ美術が歴史順に展示されている Rice Building へと続きます。アメリカンアートの変化の様子を見ることができます。

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ボストン、ニューヨークで活躍した ジョン・シンガー・サージェント (John Singer Sargent) のイタリア旅行の作品。

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ティファニーグラスの美しいランプをはじめ、クラシカルな美しいアメリカの家具なども展示されています。

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そしてアメリカのモダンアートの代表的なアーティスト、ジョージア・オキーフ (Georgia O’Keeffe) の 黄色い葉とデイジーの絵『Yellow Hickory Leaves with Daisy』。

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そして同じく、エドワード・ホッパーの『ナイトホークス (Nighthawks)』。ニューヨークのグリニッジビレッジにあったダイナーを描いています。

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アメリカのドラマ、Desperate Housewives でよく登場していた、こちらの絵。
Grant Wood さんの1930年の作品『American Gothic』もシカゴ美術館の有名な作品ですが、こちらにあるように現在ヨーロッパを巡回中でした。

Grant_Wood_American_Gothic
(wikipedia)

中世ヨーロッパ美術

本館に戻り、2階で見逃したヨーロッパ古典アートです。こちらは、Medieval Sculpture Hall。

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クロイスターのようなとても美しい空間です。

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とても美しいディスプレイの武器・甲冑コーナーもあり、迫力のある馬に乗った騎士像もあります。

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19世紀以前のヨーロッパアート

本館2階のミシガンアベニュー側には、19世紀以前の古典ヨーロッパアートがあります。16、17世紀に活躍したエルグレコやレンブラントの作品など宗教をモチーフにした作品が多く展示されています。

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日本アート

日本アートのセクションには一際美しい空間のギャラリーがあります。建築家、安藤忠雄さんがデザインしたそうで、Ando Gallery と呼ばれています。

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入った瞬間そのクールで贅沢な空間のディスプレイに驚かされます。時間が許せば立ち寄りたい場所のひとつです。

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その他

アジア、イスラム、アフリカの歴史的な遺品、フランク・ロイド・ライトやミース・ファン・デル・ローエなどの建築に関する資料なども数多く展示されています。

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シカゴ美術館のカフェ&レストラン

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こちらは2階、Modern Wing にある開放感のある Caffè Moderno です。アート鑑賞途中にランチやお茶ができるカフェです。
本館地下にも軽食を取れる Museum Café があり、また Modern Wing の3階には、雰囲気のいいファインダイニングのレストラン Terzo Piano もあります。

シカゴ美術館のギフトショップでおみやげ購入

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シカゴ美術館のギフトショップでは、美術館に展示されているアート作品をモチーフにした商品などがたくさんありお土産におすすめです。

シカゴを訪れたら必ず訪れたい素晴らしいミュージアムです♡

シカゴの見どころはまだまだいっぱいあります。

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シカゴ美術館の見どころ 有名作品 回り方を徹底紹介!全米トップレベルのアートミュージアム Art Institute of Chicago was last modified: 10月 17th, 2017 by mikissh