ニューヨークで今話題のパブリックアートと言えば、ビーン(Bean 豆)の形をした、クラウドゲート (Cloud Gate) です。通称、ザ・ビーン (The Bean) と呼ばれている、シカゴのミレニアムパークでお馴染みの有名なアート作品なのですが、なんとそれがニューヨークにもやって来ました。ザ・ビーン (The Bean) の場所は、ニューヨークのダウンタウン、トライベッカで一際目立つ、ジェンガビルです。ブロックを組み合わせたような面白いデザインの高層ビルで、ジェンガゲームを彷彿とさせることから、ジェンガビルと呼ばれています。そんなもともとアートのような建築の建物に、ビーンが挟まったような形で面白いアートが登場し、道行く人の注目を集めています。
ニューヨークのトライベッカ (Tribeca) は、北側は、SoHo、南側は、ワールドトレードセンターに囲まれたエリアで、タウンハウスや倉庫など歴史ある建物が多く残されているエリアです。そんなトライベッカで、一際目立つ存在となっているのが、2017年に完成した、ジェンガビルと呼ばれる 57階建てのコンド、56 Leonard Street です。
ジェンガビルは、まるで、ジェンガゲームのようにブロックが組み合わされたような形状の面白いデザインの高層ビルであることからそう呼ばれています。
先日、ジェンガタワーの高層ビルの1階に突然登場した、曲線が美しい鏡張りのビーン。まるで豆がグニュっと挟まってしまったような面白い光景になっています。
鏡張りでとても目立つ、目新しい光景に、思わず立ち止まる人も多く、さっそくたくさんの人々が集まって来ていました。
シカゴを訪れたことがある人は、知っている人も多いと思いますが、実は、こちらは、シカゴのミレニアムパーク で有名なアートです。インド系イギリス人アーティスト、Anish Kapoor さんの作品、Cloud Gate のニューヨーク版となります。
シカゴでも人気の写真スポットになっていますが、こちらでもたくさんの人が写真撮影を楽しんでいました。
曲線の鏡張りなので、少し歪んだ周囲の街の景色と一緒に面白いセルフィーの撮影ができます。
ジェンガビルのテラスには、こんな面白い形状のアートも飾られています。
何でニューヨークにシカゴの作品?という人もいると思いますが、面白いアートなので、近くを通りかかったら、立ち寄ってみるのもいいと思います。
シカゴ名物、ミレニアムパークのビーンは、こちらをどうぞ。