ブルックリン、ウィリアムズバーグは、ふらふら歩いていると、何かしら面白い発見のある、ニューヨークのトレンドの発信地エリアのひとつです。そんなウィリアムズバーグで、先日、いかにもウィリアムズバーグらしいお店を見つけたので、そのお洒落な雰囲気に誘われながらお店へ入ってみました。天井の高い開放的な倉庫のようなレンガ造りの建物の中は、クールな印象で、おしゃれなもの、面白いものが集まっていそうな楽しそうな予感がします。
ウィリアムズバーグのメイン通りの一つ、ベッドフォードアベニューを歩いていると発見したのが、ウェアハウスがお店となった、The Canvas by Querencia Studio です。今年の2月にオープンしたばかりの面白いコンセプトのリテールスペースです。
The Canvas は、ファッション業界において、環境や社会問題を解決していくことをミッションにしたファッションブランド、Querencia Studio による、サステナブルをテーマとした様々なブランドやデザイナーのお店が集まっていて、個性的なファッションマーケットとなっています。イメージ的には、小規模のブルックリンでお馴染みの ブルックリンフリー のような感じのマーケットですが、サステナブルなファッションというテーマに絞られ、統一感のあるファッションマーケットとなっています。
店内には、商品の販売スペースの他、いらなくなった衣服をリサイクルできるようコンテナーも用意されています。
広々として気持ちがいい空間の中、服や、バッグ、アクセサリーなど色々な商品が置かれています。
入口付近には、ビビッドで可愛い明るい色使いのものが並んでいて目をひきました。こちらは、珍しいキューバ発のファッションブランド、Clandestina のコーナーです。キューバ産にこだわり、材料をリサイクルし、新しい商品を色々と開発しているようです。
夏らしい華やかな色使いのデザインのシャツやTシャツが並んでいます。こちらも素材を再利用して作られたものだそうです。
プラスチック素材をリサイクルして作った素朴で面白い財布やバッグなどもありました。
“Actually, I’m in New York” 、ニューヨーク旅行中、ここで写真を撮ったら、楽しいメッセージ写真が撮れそうです、このブランド、clandestina のお得意のワードです。ハバナ版の “Actually, I’m in Havana” なんていうバージョンもあります。しっかりとブランドをアピールしつつの撮影スポットが用意されています。
こちらは、The Earth Suit Project というブランドで、気候変動が激しくなる未来に向けての新しいファッションを提案するというコンセプトだそうで、近未来的な雰囲気となっています。
もうすぐ人類が月に到着してから50年目の記念日となる7月20日がやって来ますが、そんなイベントを意識してか、宇宙服も登場。
他にも、なかなか他では見かけない個性的なデザインやコンセプトのコーナーがいっぱいです。
世の中はたくさんのものであふれています。そんな中、人類によって引き起こされている、環境問題や気候変動など世界的規模の問題に対する危機意識を持つ人が増えてきている現在、同じものを買うにもできる限り地球にやさしい、サステナブルをミッションとしたお店を選ぼうと思う人も多くなってきています。ウィリアムズバーグ散策中にこういうブランドのお店へ立ち寄ってみるのも面白いと思います。
The Canvas by Querencia Studio
132 Bedford Ave, Brooklyn, NY 11249 地図
この他、ニューヨークには、例えば、Showfields など個性的なコンセプトのリテール店が増えてきています。
NYに世界で最も面白いお店?!ショーフィールズ Showfields 最新の個性派ブランドとアートが楽しめる体験型デパート
ウィリアムズバーグは、お洒落な雰囲気でブルックリンらしさを楽しめるおすすめのスポットです。
お天気にも恵まれ、ニューヨークを楽しむのに最高の週末になりそうです!楽しい週末を。