今ニューヨークでおすすめの癒しのスポット、ハイラインがいよいよオープンしました!昔の線路跡に作られた、ハイラインは、花と緑とアートが融合した美しい公園です。旅行者にも大人気で、通常、かなり混み合うことが多い、ハイラインですが、再開後は、完全予約制となり、とてものんびりと過ごすことができ、これがまた最高にいいのです。とても贅沢な癒しの時間を過ごすことができる今、是非、訪れて欲しいニューヨークのおすすめスポットになっています。
昨日、7/16 にリオープンした、ハイライン!
4か月間の本当に長いお休みでした。
晴れ渡る空を見上げながら、ニューヨークでのんびりとした時間を過ごせる、お気に入りのハイラインのリオープン日、初日にやって来ました。リオープン後の現在、入口は、ホイットニー美術館 近くのハイラインの最南端、Gansevoort St のみとなっています。入口すぐに、トイレもあります。
赤煉瓦の建物が並ぶ、ミートパッキングエリアから、ハイラインのコースはスタートします。周辺には、アウトドアダイニングで営業している人気のレストランも色々あります。
ハイラインの再開後、変わったことの一つは、予約制になったことです。ハイライン予約方法 で詳細を説明していますが、予約は こちら からとても簡単に無料でできます。入場時には、予約したメールに届くチケットのバーコードをスキャンしてもらって入場します。予定時間から15分以内に入場します。かなり正確に時間通りに運営されている様子でした。
リオープン後のハイラインは、こんな黄色の水玉模様の公園になりました。少し、草間彌生さんのポルカドットを彷彿とさせます。
デザイン的にもポップで可愛いですが、実はこれ、コロナ対策の一環なんです。
ハイラインのコロナ対策の基本ルール
ルール1.マスクを着用すること
ルール2.一方通行で動くこと
ルール3.ソーシャルディスタンスをとること
こんなルールができました。
以前は、ハイラインの南側の入り口から歩きはじめる人、北側の入り口から歩きはじめる人、途中の入り口から入ってくる人もいて、自由に人があちらこちらからやってきて、常に人とすれ違い、周りにいっぱい人がいたのですが、今は、すれ違うこともなく、すごく優雅です。
蝶々やお花を見て楽しむことができたり、
ベンチで一休憩したり、悠々とのんびり楽しめる、幸せな公園に大変身。
ハイラインから街を見渡すと所々にあるアートな光景を楽しんだり、
写真スポットも色々あるので、撮影を楽しむのもおすすめです。モデルさんのようなお姉さんたちも、早速、撮影に夢中になっていました。
久しぶりのハイラインで、目新しい変化があったのが、ハドソン川沿いの 13ストリート辺りにある Pier 55 の北側に建設中の新しい公園、Little Island です。なんと、水に浮かぶ、132個のチューリップ型のユニットからなる面白い形をした公園で、来年、2021年の春のオープンを予定しています。昨年、登場したばかりの ハドソンヤードのベッセル を彷彿とさせますが、やはり、ベッセルをデザインした Heatherwick Studio がデザインを担当しています。
レンガ造りの建物が並び、ウェアハウスが立ち並んでいた時代に思いを馳せることができる景色が広がっています。
ハイラインには、期間限定で様々なパブリックアートが登場します。こちらは、Lara Schnitger さんの Sister of the Road と題された作品です。ハドソン川の水辺の様子も見えます。
車道の真上にある展望スポット。普段は、人気の休憩スポットで、ここにたくさん人が集まったりしています。
相変わらず大人気の写真撮影スポットです。
エンパイアステートビルを眺めて。
ハイラインの周辺のお洒落な建築を見て回るのも密かな楽しみ。工事が進み、完成に近い新しい建物もありました。
お花と家並みと、エンパイアステートビル。
ハイラインでは、今はまだ飲食系のお店は、営業再開になっていません。ギフトショップは一つ開いていました。
ハイラインの名物壁画スポットも、新しい作品に変わりました。以前は、自由の女神をモチーフとした作品でしたが、こちらは、昨年の12月に登場した、Jordan Casteel さんの The Baayfalls と題された作品です。タイミングを合わせたかのように、BLM 運動が盛り上がる、今っぽい作品となっています。今年の12月までの公開予定となっています。
アートのある景色を楽しむことができる、ハイライン。
お花と街の景色。
アウトドアで楽しく食事を楽しむニューヨーカーと街の様子も見えちゃいます。ハイラインをお散歩する前後に周辺でお食事も楽しんでいってもいいかも。
途中、広々とした休憩スポットもあり。
とにかくまっすぐ歩いていくだけで楽しめてしまいます。
リオープン後のハイラインは、まだ全部が開放されていません。23ストリートがゴールとなっています。
今はここまで。ハイラインの半分までを楽しめるようになっています。普段のハイラインとは、全然違った雰囲気になっていて、悠々と楽しめるので、のんびりと過ごしたり、写真撮影したり、ちょっとした散策にもおすすめです。
9月5日以降、ハドソンヤードがある30ストリートまで開放されています。
ハイラインの基本情報、全貌は、こちらをどうぞ。
ニューヨークでは、来週の月曜日、7月20日からフェーズ4に突入し、屋外を中心にさらに多くのスポットがオープンを予定しています。